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2025.07.02

越谷退団のソアレスがNBLシドニー・キングスに入団…元千葉Jクックスと再タッグ

  • バスケットボールキング

 7月2日、B1の越谷アルファーズから自由交渉選手リストに公示されていたティム・ソアレスが、オーストラリア(NBL)のシドニー・キングスと1年契約に合意したと発表された。

 ブラジル出身で現在28歳のソアレスは、211センチ107キロのセンター。ヨーロッパでプロキャリアをスタートし、2023-24シーズンから名古屋ダイヤモンドドルフィンズと越谷でプレーした。昨シーズンはB1リーグ戦58試合に出場し、1試合平均13.9得点6.2リバウンド2.5アシスト、3ポイント成功率38.5パーセントを記録。5月14日付で自由交渉選手リストに登録されていた。

 ソアレスにとってシドニーは2022-23シーズンにも在籍していた古巣でもある。今回の契約発表に際して、ソアレスは「シドニーに戻ってプレーできるチャンスをずっと願っていたので、またこの機会を得られて本当にワクワクしています」と、クラブを通じてコメント。

 元NBAプレーヤーのマシュー・デラベトバや、元千葉ジェッツのゼイビア・クックスと共闘することにも触れ、「クックスとは優勝した2022-23シーズンに素晴らしいケミストリーがありました。僕がフロアを広げることで彼がリングにアタックできる。その連係はチームにとっても大きな武器でした」と振り返った。

 シドニーの指揮をとるブライアン・ゴージャンヘッドコーチは「インサイドで身体を張れる存在が必要だった」と献身的なソアレスが補強ポイントに合致していたことを明かし、「彼がもたらす要素は、在籍している選手たちと非常にかみ合っている。加えて、彼について話を聞いた全員が口を揃えて“素晴らしい人物だ”と話していました。彼はチームの中で、コート上でもロッカールームでも重要な存在になってくれるでしょう」と期待した。

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