Bリーグ史上初の外国籍GMが誕生…ライジングゼファー福岡がギリシャ出身57歳を招へい
ライジングゼファー福岡は7月4日、石谷聡ゼネラルマネージャー退任およびコスタンティノス・コーチスGM就任を発表した。
石谷GMは現役時代に福岡、青森ワッツ、京都ハンナリーズ、佐賀バルーナーズでプレー。2022-23シーズンから2シーズンにわたって佐賀のアシスタントコーチ兼スキルコーチを務め、2024-25シーズンに福岡のGMに就任した。公式HPを通じて「日頃よりライジングゼファーフクオカへ多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。また2024-25シーズン最後まで熱い応援ありがとうございました。絶対目標として掲げていたB1昇格を達成できなかったこと、何より私自身体調不良によりチームを離れ、最後まで戻ることができずチームに貢献することができなかったことに対して深く責任を感じております。また目標に向かって必死に戦い抜いてくれたチームに心から感謝したいと思いますし、必ず今後のライジングゼファーフクオカに繋がっていくと信じております。最後になりますが、今後ともライジングゼファーフクオカへのご支援、ご声援の程よろしくお願い申し上げます」とコメントした。
コーチスGMはギリシャ出身の57歳。ギリシャのチームでスポーツディレクターやバスケットボールオペレーションディレクター、GMなどを歴任し、2014年から2024年にかけてギリシャ代表のバスケットボールオペレーションディレクター兼チームマネージャーを務めた。クラブの発表によると、外国籍の専任GMはBリーグ史上初とのこと。公式HPで次のように意気込みを語った。
「ライジングゼファーフクオカの皆さま、そしてクラブ運営の皆さま、ファミリーの一員として迎えて頂き心より感謝申し上げます。誇り高く信頼されているクラブに加わることができ、大変光栄に思うとともに、キャリアの新章の幕開けに胸が高鳴っています。私はプロバスケットボールキャリアの中で培った長年の経験を携え、強いモチベーションとチームの成功に貢献するという明確な覚悟を持って福岡にやって来ました。チームとしての目標を達成するために、コート内外で全力を尽くして参ります。クラブの輝かしい歴史、情熱的なブースターの皆さまの存在、そしてこのユニフォームに込められた誇りを深く理解しています。チームやスタッフの皆さま、そして素晴らしいブースターの皆さまと強いきずなを築いていけることを心から楽しみにしています。ホームアリーナでの熱気を肌で感じ、このチームの一員として、誇りと覚悟を持って戦う日が待ち遠しいです。このような素晴らしい機会を頂き、改めて感謝申し上げます。今シーズンを、忘れられないシーズンにしていきましょう!」