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2025.07.07

秋田がレバノン代表のベテランPG獲得…アラブのアシスト王にも輝いた31歳

  • バスケットボールキング

 B1の秋田ノーザンハピネッツは7月7日、レバノン代表のアリ・メザーとの2025-26シーズンの新規選手契約に合意したことを発表した。同選手はアジア特別枠での登録となる。
 
 レバノン出身で現在31歳のメザーは、183センチ81キロのポイントガード。2013年のレバノントップリーグでのプロデビューから12シーズンに渡り国内のチームを渡り歩き、6度のリーグアシスト王に輝いている。また、2023年に出場したアラブクラブチャンピオンシップではチームを優勝に導き、アシスト王とファーストチームに選ばれた実績を持つ。2024-25シーズンは25試合で9.3得点4.3リバウンド9.2アシスト1.6スティールと攻守で活躍を見せた。

 また、2017年からレバノン代表としても活動しており、『FIBA バスケットボールワールドカップ2023』にも出場している。

 今回の発表に際し、秋田は「アリ・メザー選手は、レバノン1部リーグで長年活躍しているポイントガードです。オフェンスでは自身の得点力に加え、味方を生かすアシストやゲームメイクに長けており、ディフェンスでは長い腕を活かしたスティールも魅力です」と新戦力を紹介。「また、直近シーズンの3ポイントシュート成功率は20パーセント台と落ち込んでいますが、これまでには平均42.4パーセント(25/59)を記録するなど、高い精度を見せていました。キャリアを通しての成功率は30パーセントを超えており、ドライブだけでなく、シュートでもオフェンスに貢献してくれるでしょう」と、そのシュート力にも注目しており「リーグや代表で長年司令塔を任されてきた経験から、卓越したリーダーシップを発揮するとともに、チームを勝利に導いてくれることを期待しています」とコメントを寄せた。

 Bリーグ初参戦となるメザーは、秋田のファンに向けて「コンニチハ 秋田ノーザンハピネッツの一員になることができてとても嬉しく思います。皆さんに会えるのが楽しみですし、この機会に感謝しています。素晴らしいシーズンになると思います。たくさんの勝利を掴みとり、皆さんと一緒に笑い合えるのが楽しみです。すぐにお会いしましょう!」とメッセージを送っている。
 

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