2025.07.29
B1越谷アルファーズがSNSで声明「このたびのコンプライアンス事案につきまして」
B1の越谷アルファーズは7月29日、Bリーグ規約違反の制裁を受けたコンプライアンス事案について、クラブ公式Xアカウントを通じてコメントした。
Bリーグでは、越谷の安齋竜三ヘッドコーチが2024-25シーズンを通して、選手に対し怒鳴ったり威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為等を行ったほか、選手に対して「死ね」「クソが」「お前、給料いくらもらってんだ、言ってみろ。恥ずかしくないのか」などと発言したことが事実として認定。28日付で安齋HCに「けん責およびバスケットボール関連活動の全部の停止・禁止3カ月間」、監督責任があるクラブに対しても「けん責および制裁金200万円」が科されることが発表されていた。
クラブとしても、安齋HCの月額報酬額100パーセントを3カ月間返上、上原和人代表取締役社長の月額報酬額30パーセントを3カ月間返上する処分を発表し、「ヘッドコーチ職への復帰有無については、3カ月後に判断いたします」などと説明していた。
この発表から一夜明け、クラブはXアカウントを更新し、「このたびのコンプライアンス事案につきまして、大きな混乱を招き、皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と声明文を掲載。ファンや関係者へ向けて、次のようにメッセージを送った。
「応援いただいている皆様にも苦しい思いをさせてしまっていることが大変心苦しく、事態を重く受け止めております。クラブといたしましては、皆様のお声やご意見を厳粛に受け止め、誠実に向き合いながら、今後も活動を止めることなく、再発防止、信頼回復に努めてまいる所存です。今後とも、越谷アルファーズを応援していただけますよう、お願い申し上げます」
記事提供:バスケットボールキング