山形の地元出身ガード、齋藤瑠偉が25歳で現役引退「地元でプレーできたことは幸せ」
山形ワイヴァンズは8月2日、齋藤瑠偉が2024-25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
山形県酒田市出身で現在25歳の同選手は、192センチ90キロのシューティングガード。地元の羽黒高校から専修大学に進学し、2018年(高校在籍時)・2021年(大学在籍時)に特別指定選手として山形でプレーしていた。大学でのキャリアを終えたあとは山形へ入団し、在籍通算5年目となった昨シーズンは1試合平均2.0得点1.2リバウンドを記録していた。
今回の発表について、齋藤はクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。
「このたび、プロバスケットボール選手を引退することに決めました。これまで、応援してくださった皆さま、支えてくださった皆さまには心から感謝しています。本当にありがとうございました!
地元のクラブでプロバスケットボール選手として活動出来たことを幸せに思います。声を掛けてくれたクラブにも感謝しています。バスケットボールを通して、たくさんの方々と出逢えたことが自分の中で何もよりもうれしいことです。この出会いを大切にし、これからの人生を歩んで行きたいと思います。
今後は、自分がこれまでにバスケで得た経験、知識を活かして地元に恩返ししていきたいと思ってます。セカンドキャリアも自分らしく頑張るので、応援よろしくお願いいたします」
また、大きな決断を下した齋藤に対してクラブも「齋藤選手、5年間本当にお疲れさまでした。齋藤選手は、羽黒高校3年生時に、クラブとしては初の高校生での特別指定選手、専修大学4年生時にも特別指定選手として在籍し、2022-23シーズンから3シーズンチームに在籍してくれました。山形県出身選手として、たくさんの感動と勇気を与えていただきありがとうございました。新たな挑戦に向けて、今後のご活躍をお祈りしております!」と、労いの言葉を贈った。