『FIBA アメリカップ 2025』でアメリカ代表として戦う滋賀レイクスのザック・オーガストが28得点の活躍でバハマ代表に勝利

逆転を狙ったレイアップシュートを豪快にブロック
8月22日からマナグア(ニカラグア)にて『FIBA アメリカップ 2025』が開催されている。アメリカ代表の第1戦が8月24日(日本時間)に行われ、バハマ代表相手にオーバータイムの接戦を制し、105-93で勝利した。
FIBA アメリカップは1980年に第1回が開催され、1993年からは2年毎に開催。これまでにアメリカは7回の優勝を達成している。今回の大会では、12チームが4チームずつ3つのグループに分かれて対戦する。各グループの上位2チームと、3位チームのうち成績上位2チームが準々決勝に進出。決勝に進出した8チームは、グループリーグの最終順位に基づいて1位から8位まで順位付けされる。
今回のアメリカ代表はNBAのトッププレーヤーこそ参戦していないが、NBAで十分な実績を持つ選手や、ヨーロッパで活躍する選手など豊富な経験を持つメンバーが集結した。
初戦で活躍したのは、今シーズンから滋賀レイクスに所属するザック・オーガストだ。途中出場ながら、29.09分のプレータイムでチームハイの28得点7リバウンドを記録。第4クォーターの残り16秒には、バハマが逆転を狙ったレイアップシュートを豪快にブロックするなど攻守にわたって存在感を発揮した。
アメリカはオーガストのブロックショットが決まり、勝利が目前に迫っていたが、ファウルゲームに持ち込んだバハマに同点の3ポイントシュートを決められオーバータイムへ持ち込まれてしまう。しかし、ここでもオーガストがチームの主軸として躍動する。アメリカは開始直後こそバハマに主導権を握られリードを許すが、オーガストが獲得したフリースローから反撃が始まり、一気に形成が逆転する。その後もコンスタントに得点を重ね、初戦を勝ち切った。オーガストはオーバータイムで5得点3リバウンド1アシストを記録して勝利に貢献した。
アメリカは明日にウルグアイ代表と対戦、27日にはブラジル代表との試合が控えている。