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2025.08.25

“みんなのアリーナ”実現へ…シーホース三河が女子バレーチームとの本拠地共同使用を発表

  • バスケットボールキング

 シーホース三河は8月25日、クインシーズ刈谷とのホームアリーナ共同使用を発表した。

 三河は2028-29シーズン開幕より、三河安城交流拠点をホームアリーナとして使用予定。三河安城駅から徒歩約3分の位置に誕生する夢のアリーナについて、SVリーグに所属するクインシーズ刈谷と共同使用することが決定した。

 クインシーズ刈谷は愛知県にホームタウンを構える唯一の女子バレーボールチーム。2028年にホームタウンを刈谷市から安城市へ移し、三河と同じアリーナをホームとして活動していく。BリーグとSVリーグに所属するチームが民設のホームアリーナを共同使用する事例は日本で初だという。

 三河の寺部康弘取締役社長、三河安城交流拠点建設募金団体の白井博代表理事、クインシーズ刈谷の北河英典チーム代表は三河の公式HPを通じて、次のようにコメントした。

「このたび、愛知県安城市に建設予定の三河安城交流拠点を、2028年よりクインシーズ刈谷と共同でホームアリーナとして使用することが決定しました。今回、私たちの想いに共感をいただき、新たに未来を創造していく仲間が増えたことをたいへん嬉しく思っております。これにより、この新アリーナでは、バスケットボールに加え、バレーボールにつきましても、日本トップレベルのゲームをご覧いただけるようになります。今後は、このアリーナに来ていただければ、更に多くの種目のスポーツ観戦ができるようになればと考えています。こうした活動も含め、街のハブとなる交流拠点として、地域住民の皆さんが集い、よろこびを分かち合う『みんなのアリーナ』の実現に向けて取り組んでまいります。引き続き、シーホース三河への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」(寺部社長)

「このアリーナは、『地域とともに。』『誰もが楽しめる。』『誰もがつながる。』というコンセプトのもと、三河の地に、世代や立場を超えて人々が集い、憩い、交流できる新たな拠点を築きたいという想いから始まりました。今回、クインシーズ刈谷さんがこのアリーナを活動の場として選んでくださったことは、私たちにとって非常に大きな喜びであり、『夢のアリーナ』『みんなのアリーナ』の実現に向けた力強い一歩であると感じております。特別な施設で男子バスケットボールに加え、女子バレーボールの選手たちが躍動する姿は、観る人々に感動と興奮を届けてくれることでしょう。そして、会場が一体となって応援する時間は、来場された皆さまの心に残る記憶となり、次なる来場者へと広がっていくことで、この地域に新たな賑わいと活力をもたらすと、私たちは確信しております。そして、この夢のアリーナの実現に向けて、今年10月から建設募金を開始いたします。皆さまのご支援が、このプロジェクトを大きく前進させる力になります。ぜひ、応援の気持ちを募金という形でお寄せいただければ幸いです。これからは、クインシーズ刈谷さんにも仲間として加わっていただき、一緒にこの夢のアリーナを形にしていきたいと思っています。皆さまには、これからも温かいご理解とご協力を賜ります様よろしくお願いいたします」(白井理事)

「このたび、クインシーズ刈谷は2028年にホームタウンを刈谷市から安城市へ移し、今後建設予定の『三河安城交流拠点(アリーナ)』をホームアリーナとして活動していくことを決定いたしました。 三河安城交流拠点(アリーナ)のコンセプトは、『地域とともに。誰もが楽しめる。誰もがつながれる。』クインシーズは愛知県の中心である『安城市』から活動の幅を広げていくことで、”つなぐスポーツ” と言われるバレーボールの力で、地域や社会、世代や人々をもつなぎ、三河地域のにぎわい創出に貢献していきたいと考えております。今後もクインシーズは地域に根付き、愛される存在であり続けるために、挑戦を続けてまいります。 引き続きご支援、ご声援を賜れますようよろしくお願い申し上げます」(北河チーム代表)