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2025.09.17

秋田が3年ぶり8度目の東北王者に…前田HC「選手たちがそれぞれの良さを出し合って戦ってくれた」

  • バスケットボールキング

 今回で13回目を迎えた「岩手日報社 Presents 第13回 TOHOKU CUP 2025 in IWATE Supported by 盛岡市」が、9月13日から15日の3日間にわたり盛岡タカヤアリーナで開催された。

 東北地方の各地に本拠地を置く、青森ワッツ、秋田ノーザンハピネッツ、岩手ビッグブルズ、仙台89ERS、福島ファイヤーボンズ、山形ワイヴァンズの6クラブがしのぎを削った。決勝へ進出したのは秋田と仙台。試合は秋田が第1クォーターで22-10とリードし、後半追い上げる仙台を振り切り78-69で勝利し、3年ぶり8度目の東北王者に輝いた。

 今シーズンから秋田に加入したアリ・メザーは試合後のインタビューで「決勝戦ということもあり、勝ちたいという気持ちが強かったです。前田HCのゲームプランを遂行するんだという気持ちがあって、それを最初から最後までやろうと臨みました」と、ポイントガードとしてチームプレーを意識したと答えた。
 
 前田顕蔵ヘッドコーチは「この大会で優勝できてうれしいです。この苦しい状況の中、選手たちがまとまってくれました。選手たちがそれぞれの良さを出し合って粘って粘って戦ってくれたのが本当にうれしかったです」と、優勝を嚙みしめ喜びのコメントを寄せた。

【動画】秋田が東北カップを3年ぶりに制する…秋田vs仙台決勝戦ハイライト映像