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2025.09.24

群馬クレインサンダーズの細川一輝が意気込み「目標は優勝」…個人賞にも意欲「3ポイント王を取りたい」

  • バスケットボールキング

 9月22日、東京都内で『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON』のティップオフカンファレンスが開催。群馬クレインサンダーズを代表して出席した細川一輝が囲み取材に応じた。

 就任2シーズン目のカイル・ミリングヘッドコーチ率いる群馬は中村拓人、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、佐藤誠人、エージェー・エドゥ、谷口大智を新たに獲得。細川は「チームの目標は優勝すること。新しい選手が加入して、パスが回るというか、昨シーズンと違った展開でバスケットをできているので、そういったところに注目してほしいです」と語り、「注目はブラックシアー選手。オフェンスでも、ディフェンスでも起点になる選手だと思っています」と、広島ドラゴンフライズ時代に優勝を経験し、ベスト6thマンにも輝いた新戦力ビッグマンの名前を挙げた。

 昨シーズンの群馬は39勝21敗で東地区3位。ワイルドカード上位でクラブ初のチャンピオンシップに駒を進めたものの、三遠ネオフェニックスとのクォーターファイナルで敗退を喫した。細川は「遂行力」をポイントとして挙げ、次のように続けた。

「最初の何試合かはうまくいかない展開が多いと思いますけど、試合を重ねるごとに良くしていかなければいけないと思っています。選手、コーチ、スタッフがコミュニケーションを取りながらいいチームになっていけたら、目標とする優勝に近づくと思っています」

 カンファレンスの場で「3ポイント王を取りたい」と今シーズンの意気込みを示したシューターは「シュートの約8割が3ポイントになると思っていて。今シーズンはパスを出せる選手が多いので、決めきれば(3ポイント王に)なれると思っていますし、決めきらなければいけないと思っています」とコメントし、「そういった賞を取るのは好きというか、本当に取りたい気持ちがずっとあったので、言葉に出すことが大事だと思って掲げました」と明かした。

 Bリーグとしては10シーズンという節目の1年。リーグ誕生当時「あまりプロの試合を見ていなかったです。ただバスケをうまくなりたい思いでやっていました」という27歳は「今こうしてBリーグの選手としてプレーできていることに感謝していますし、さらに上を目指してやっていきたいと思っています」と話した。