B1大阪が負傷離脱中の橋本拓哉と業務委託契約…今野GM「寄り添っていきたい」
9月26日、B1西地区の大阪エヴェッサを運営するヒューマンプランニング株式会社は、負傷離脱中の橋本拓哉と業務委託契約を結んだことを発表した。
大阪府出身で現在30歳の橋本は、188センチ88キロのシューティングガード。2012-13シーズンに当時bjリーグ所属の大阪へ入団し、エヴェッサ一筋でキャリアを重ねてきた。昨シーズンは負傷した影響で出遅れ、1月12日の群馬クレインサンダーズ戦で自身3度目のアキレス腱断裂という大怪我に見舞われた。
当初の診断では全治約1年と診断されていたが、手術後に傷口からの感染が判明し、想定よりも長い治療期間を要することに。今年5月には、大阪が橋本と2025-26シーズンの選手契約を結ばないものの、引き続き復帰への歩みをサポートしていく方針を表明していた。業務委託契約を結んだ橋本は、2025-26シーズンを通じて様々なクラブ活動や地域・ファンとの交流イベントなどに参加する予定だという。
今回の契約発表に際して、大阪の今野翔太ゼネラルマネージャーは次のようにコメントした、
「橋本拓哉選手は、17歳の頃から長く共に時間を過ごし、何度も一緒に戦い、大阪エヴェッサを支えてくれた、かけがえのない仲間です。今シーズンもロスターの1ピースとしてチームの力となってほしいという気持ちが強くありましたが、怪我の状況から復帰には時間を要するということや、登録選手の枠にも制約があり、とても悩みました。本人や磯村代表とも相談を重ね、このたびの契約のカタチで橋本選手をサポートすることを決断いたしました。先輩として、そしてGMとして、彼が万全な状態でコートに戻るまで寄り添っていきたいと思います。ヴェッサーの皆さま、引き続き大阪エヴェッサ、そして橋本拓哉への温かいご声援をよろしくお願いいたします」