SR渋谷・ホーキンソンが開幕へ順調アピール…富永啓生&渡邊雄太にも言及
9月22日、東京都内で『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON TIPOFFカンファレンス』が開催され、サンロッカーズ渋谷を代表して出席したジョシュ・ホーキンソンが終了後のメディア取材に応じた。
昨シーズンのSR渋谷は、レギュラーシーズン30勝30敗で中地区6位に終わり、2020-21シーズン以来3度目となるチャンピオンシップへの進出を逃した。今オフはB1リバウンド王であるトーマス・ウェルシュや、元NBAプレーヤーのディディ・ロウザダらを新戦力として補強。昨シーズン終盤からチームを指揮したカイル・ベイリーヘッドコーチのもと、新たな布陣でスタートをきる。
チームの仕上がりについて問われたホーキンソンは、順調に調整が進んでいる様子をうかがわせ、「オーストラリア遠征や群馬クレインサンダーズなど強いチームと戦えたことはいい経験になりました。試合結果どうこうよりも自分たちが何をしているかにフォーカスしていて、チームメートが倒れたら助けたり、試合中にハドルを組んだり、チームが一丸になることにフォーカスしています。簡単なミスをしないことも心掛けていて、自分たちに目を向けて、これから始まるシーズンに備えていければと思います」とコメントした。
今オフには、日本代表のチームメートでもある富永啓生がレバンガ北海道に電撃入団し、同じBリーグの舞台で戦うことになった。ホーキンソンは「普段から仲良くしているので、日本に帰ってきてくれたことはうれしいです。今シーズン北海道とは4回対戦があるので、すでに富永とは“絶対決めてやる”といったトラッシュトークをしています。彼を一人で止めることは難しいですが、対戦するのが楽しみです」と、コート上での再会を心待ちにしているようだった。
また、“個人的にBリーグで最も警戒している選手”を問われると、Bリーグ参戦2年目を迎える千葉ジェッツの渡邊雄太と回答。「昨シーズンはケガに苦しんだと思うが、今シーズンは健康で長い時間プレーしてくると思う。自分と同じようなポジションで、NBAでもプレーした選手。彼のような日本人プレーヤーはなかなかいないのでとても警戒しています」と話した。SR渋谷は10月末に開催される第5節で千葉J、第6節で北海道と対戦予定。シーズン序盤から注目の“日本代表対決”となりそうだ。
クラブ創設90周年という節目のシーズンを迎えるSR渋谷は、ホームの青山学院記念館で行われる秋田ノーザンハピネッツとの対戦で今シーズンの幕を開ける。GAME1が10月4日18時5分、GAME2が5日15時5分ティップオフ予定だ。