【B1第4節試合結果】千葉Jが開幕から破竹の7連勝で東地区単独首位、西地区は長崎と名古屋Dが今節も連勝で好調をキープ

名古屋Dはエサトンが不出場でも強さを発揮
10月18日から19日にかけてB1の第4節が行われ、連勝を続けている千葉ジェッツは、群馬クレインサンダーズに勝利して7連勝。西地区で好調をキープする長崎ヴェルカと名古屋ダイヤモンドドルフィンズも、それぞれ敵地で連勝を飾った。
19日に行われた千葉Jと群馬の試合は前日の接戦とは打って変わって、終始千葉Jがリードをする展開。渡邊雄太が第1クォーターから3ポイントシュート3本を含む15得点を叩き出すと、第2クォーターではナシール・リトルが12得点と前半の44得点のうち、渡邊とリトルで半数以上の得点を稼いだ。第3クォーターに入っても渡邊の勢いは止まらず、12得点を記録してスコアリングリーダーとして試合を支配した。チームとしてもファストブレイクポイントが群馬の2得点を大きく上回る15得点と、得意の速いバスケットで群馬を圧倒した。
長崎は4勝1敗同士となったサンロッカーズ渋谷と対戦。両試合ともSR渋谷を寄せ付けない内容で連勝を飾った。この節でも長崎の攻撃ユニットは火を吹き、イ ヒョンジュンが2試合平均で19.5得点、ジャレル・ブラントリーが20.0得点、スタンリー・ジョンソンも20.0得点を叩き出し、馬場雄大も11.5得点と続いた。馬場はゲーム2で6リバウンド5アシスト7スティールと攻守両面で活躍をしてオールラウンドプレーヤーとしてチームの勝利に貢献した。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは川崎ブレイブサンダースと対戦して危なげなく連勝を奪取した。この節では長らくインサイドの要としてチームを牽引しているスコット・エサトンがエントリーをするもののウォームアップにも参加せず、不出場となった。しかし、名古屋Dはゲーム1でアーロン・ヘンリーが15得点10リバウンド5アシストとダブル・ダブルの活躍で勝利に貢献。ゲーム2ではカイル・リチャードソンが18得点9リバウンドとこちらもダブル・ダブルに近い活躍をした。両試合とも欠場したエサトンの穴を感じさせないリバウンド力で川崎を圧倒した。
東地区ではテーブス海とライアン・ロシターが復帰したアルバルク東京が茨城ロボッツに今季初の2連勝。仙台89ERSも三遠ネオフェニックスにホームで連勝し、現在地区3位につけている。西地区では琉球ゴールデンキングスが秋田ノーザンハピネッツに連勝して、水曜日に開催される『東アジアスーパーリーグ』に弾みをつける形となった。
【B1第4節(10月18日)の試合結果】
仙台 82-79 三遠
千葉J 80-79 群馬
滋賀 71-70 大阪
広島 114-92 佐賀
越谷 64-62 京都
A千葉 95-99 富山
川崎 72-86 名古屋D
三河 82-90 宇都宮
島根 81-66 横浜BC
秋田 69-100 琉球
北海道 74-91 FE名古屋
A東京 81-68 茨城
SR渋谷 76-85 長崎
【B1第4節(10月19日)の試合結果】
北海道 90-74 FE名古屋
仙台 87-86 三遠
秋田 69-89 琉球
滋賀 72-80 大阪
島根 101-82 横浜BC
広島 91-79 佐賀
越谷 67-73 京都
A千葉 86-84 富山
川崎 73-90 名古屋D
三河 92-98 宇都宮
SR渋谷 69-92 長崎
A東京 94-84 茨城
千葉J 84-70 群馬
【第4節終了時点での順位表】
◆東地区
1位:千葉J(7勝0敗)
2位:宇都宮(6勝1敗)
3位:仙台(5勝2敗)
4位:SR渋谷(4勝3敗)
5位:北海道(4勝3敗)
6位:A千葉(4勝3敗)
7位:群馬(3勝4敗)
8位:A東京(3勝4敗)
9位:越谷(2勝5敗)
10位:横浜BC(2勝5敗)
11位:川崎(1勝6敗)
12位:茨城(1勝6敗)
13位:秋田(1勝6敗)
◆西地区
1位:長崎(6勝1敗)
2位:名古屋D(6勝1敗)
3位:広島(5勝2敗)
4位:滋賀(4勝3敗)
5位:琉球(4勝3敗)
6位:島根(4勝3敗)
7位:大阪(3勝4敗)
8位:三遠(3勝4敗)
9位:佐賀(3勝4敗)
10位:FE名古屋(3勝4敗)
11位:富山(3勝4敗)
12位:三河(2勝5敗)
13位:京都(2勝5敗)