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2025.10.21

バンビシャス奈良のユースチーム元ヘッドコーチがコンプライアンス違反で懲罰、3カ月間のバスケットボール関連活動の全部の停止と禁止

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バンビシャス奈良

所属選手に不適切な言動を繰り返し行っていた

Bリーグは10月20日、バンビシャス奈良所属ユースチームスタッフによるBリーグ規約違反があったことを発表した。奈良所属ユースチーム元ヘッドコーチには、けん責およびバスケットボール関連活動の全部の停止と禁止3カ月間(制裁決定の翌日に当たる2025年10月21日から2026年1月20日まで)が言い渡され、クラブには、けん責および制裁金100万円が決定した。

今回の問題では、奈良のユースチーム元ヘッドコーチによる不適切な指導があったと2025年5月に報告があり、社内調査を行った後にBリーグへ報告がなされた。調査の結果、元ヘッドコーチの指導内容に不適切な部分があり、一部選手たちとの間にハラスメントと思われる関係性ができていたと認められたため、奈良は6月に元ヘッドコーチを解任した。その後、当該ユースチームに所属する選手と保護者に、謝罪と再発防止策の説明を実施している。

奈良の加藤真治代表取締役はクラブの公式サイトを通じて「バンビシャス奈良の育成の現場において、選手たちに苦痛な思いをさせてしまったこと、また、その状況で自身のバスケットボールへの思いや取り組みに迷いを生じさせてしまったことに、心よりお詫び申し上げます。そして選手のみならず、日ごろよりご支援いただいている保護者の皆さま、弊クラブに関わっていただいているすべての皆さまに、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪。ユースチームの状況を深く把握していなかったことを反省し、コンプライアンス遵守と意識改革を徹底、ハラスメント防止に努めていくと誓った。