川崎ブレイブサンダース一筋の篠山竜青、史上8人目のB1通算500試合出場を達成

11月5日に越谷市立総合体育館で「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1第8節が行われ、川崎ブレイブサンダースが越谷アルファーズと対戦。前半の11点ビハインドを第3クォーターに一時ひっくり返したものの、リードを保てずに65-76で敗れた。
エースのロスコ・アレンがインジュアリーリスト入りした川崎は、外国籍選手で唯一先発のドゥシャン・リスティッチが22得点12リバウンドと奮闘。飯田遼が11得点、篠山竜青が10得点、エマニュエル・テリーが8得点、オマール・ジャマレディンが7得点で続いたものの、11月に入って3連敗を喫した。
旧リーグ時代から川崎一筋の篠山は、越谷戦でB1通算500試合出場を達成。37歳のポイントガードはベンチから28分54秒のプレータイムを獲得し、3本の3ポイントシュートを含む10得点に2リバウンド3アシスト1スティールを挙げた。
今シーズンに通算500試合を達成したのは岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)、竹内公輔、遠藤祐亮(ともに宇都宮ブレックス)に続いて4人目で、通算8人目。ザック・バランスキー(アルバルク東京)や並里成(ファイティングイーグルス名古屋)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)なども記録達成に近づいている。
なお、川崎は2勝11敗で東地区12位。篠山はクラブを通じて、越谷戦を「ロスコ(・アレン)がいない状況で全員のステップアップが求められる試合だったと思います。連戦の中で良い時間帯も作れたと思いますが、勝ちを手繰り寄せるにはまだまだ足りなかったなと思います」と振り返りつつ、「一人ひとりが成長するチャンスと捉えて、どういう状況であっても前向きにまた次に向けて準備してやっていかないといけないと思いますし、試合中も試合後も(津山)尚大であったり、ドゥシャン(・リスティッチ)だったりがリーダーシップを取って沢山話をしてくれる選手がいることはとても助かっています。下を向かずに次節のA千葉戦に向けて準備していきたいです」とコメントした。
【動画】篠山竜青がディープスリーを成功