宇都宮が千葉Jとの上位対決GAME1制す…”27-0”衝撃のビッグランで逆転勝利

11月15日、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1リーグ戦第11節が行われ、日環アリーナ栃木で宇都宮ブレックスと千葉ジェッツが対戦。ホームの宇都宮が84-66で勝利し、東地区首位の千葉Jと2ゲーム差に詰め寄った。
試合が大きく動いたのは第2クォーターだった。千葉Jの7点リードで突入するも、宇都宮が遠藤祐亮や鵤誠司らを中心に守備プレッシャーを強めて立て続けにターンオーバーを誘い、第1クォーター終盤から27-0のビッグランで逆転に成功。ハーフタイム明けの後半も反撃を受ける時間帯はあったが、第4クォーターも28-16と緩めることなくシャットアウトした。
千葉Jはマイケル・オウとケニー・ローソン・ジュニアがファウルトラブルに陥いり、渡邊雄太も試合を通して無得点(フィールドゴール0/9本)と苦戦。徹底マークを受けながらも19得点を挙げた富樫勇樹、19得点13リバウンドと獅子奮迅の活躍を見せたジョン・ムーニー、第2クォーターのビッグランを断ち切った瀬川琉久らを中心に2度の2桁ランで反撃したものの、今シーズン最少の66得点に終わり再逆転ならず。特にターンオーバー20本、ターンオーバーから27失点と、取り戻しかけた流れをつかみきれない場面があり、連勝が5でストップした。
今シーズン12勝目(4敗)を挙げた宇都宮は、ギャビン・エドワーズが21得点8リバウンド、アイザック・フォトゥが17得点7リバウンド、D.J・ニュービルが13得点7アシスト、比江島慎が11得点4リバウンド7アシストをマーク。鵤は12分59秒のプレータイムで6得点3リバウンド2アシスト3スティール、チーム最多のプラスマイナス+29を記録する活躍で勝利に貢献した。
バイウィーク前最後の試合となる明日6日のGAME2は、日環アリーナ栃木で14時00分ティップオフ予定だ。
■試合結果
宇都宮ブレックス 84-66 千葉ジェッツ
宇都宮|12|32|12|28|=84
千葉J |19|12|19|16|=66