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2025.11.15

【11月15日のB1結果】東地区は首位攻防に動き…北海道6連勝、三遠と川崎は苦戦続く

  • バスケットボールキング

 11月15日、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1リーグ戦第11節GAME1が開催され、全国各地で熱戦が繰り広げられた。

 日環アリーナ栃木で行われた東地区首位攻防戦は、宇都宮ブレックスが84-66で千葉ジェッツに勝利。宇都宮は試合序盤こそ追いかける展開だったが、第1クォーター終盤から27-0のビッグランを見せ逆転。鵤誠司や遠藤祐亮らベンチメンバーの活躍も光り、20本ものターンオーバーを誘う堅守で主導権を握った。この試合の勝利で、宇都宮は連敗ストップと同時に、首位の千葉Jと2ゲーム差に詰め寄った。

 東地区では快進撃を続けるレバンガ北海道も島根スサノオマジックに91-89で競り勝ち、首位・千葉Jと2ゲーム差とした。ジャリル・オカフォーが最多20得点を挙げたほか、富永啓生は19得点、ドワイト・ラモスは13得点4スティール1ブロックと攻守両面で躍動。クラブ史上初となる6連勝を飾った。

 西地区は首位・長崎ヴェルカと2位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズが揃って15勝目(2敗)を挙げた。TOYOTA ARENA TOKYOに乗り込んだ名古屋Dは、アルバルク東京を相手に第4クォーターに19-9と突き放す快勝。ホームの長崎は的を絞らせないオフェンスで秋田ノーザンハピネッツに21点差をつけた。後続のシーホース三河と琉球ゴールデンキングスも白星を重ね11勝目を挙げたが、その差は4ゲーム。“首位グループ”が頭一つ抜けた状態だ。

 その他では、群馬クレインサンダーズが7連勝として11勝目(6敗)を挙げた一方で、川崎ブレイブサンダースは7連敗。指揮官の交代もあった川崎は、ここまで2勝15敗で東地区最下位に低迷しており、ホームでは開幕から9連敗となった。また、三遠ネオフェニックスは、越谷アルファーズとのアウェーゲームに75-83で敗れ10敗目(7勝)。この日は、主力選手が負傷離脱しているなか奮闘してきたデイビッド・ヌワバもコンディション不良で欠場しており、苦しい台所事情が続いている。

 15日のB1試合結果一覧は以下の通り。

◆■11月15日のB1試合結果一覧

仙台89ERS 49-88 広島ドラゴンフライズ
宇都宮ブレックス 84-66 千葉ジェッツ
横浜ビー・コルセアーズ 89-80 滋賀レイクス
越谷アルファーズ 83-75 三遠ネオフェニックス
アルティーリ千葉 86-89 シーホース三河
アルバルク東京 58-79 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
川崎ブレイブサンダース 72-77 茨城ロボッツ
富山グラウジーズ 97-102 大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック 89-91 レバンガ北海道
ファイティングイーグルス名古屋 67-73 群馬クレインサンダーズ
サンロッカーズ渋谷 70-86 佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ 91-70 秋田ノーザンハピネッツ
琉球ゴールデンキングス 91-76 京都ハンナリーズ

【動画】試合ロングハイライト映像…宇都宮ブレックスvs千葉ジェッツ