新潟アルビレックスBB、U15所属「志高く有為な若武者」2名をユース育成特別枠で選手登録

新潟アルビレックスBBは12月3日、新潟アルビレックスBBU15に所属する坂井悠真、中澤勇人をユース育成特別枠として選手登録することを発表した。
新潟県三条市出身の坂井は、165センチ51キロのシューティングガード。クラブは「2年生の1月から新潟アルビレックスBBU15の選手として活動しています。入団して1ヶ月で別人と思わせてくれる成長を見せてくれて、彼のポテンシャルを感じました。入団当時からチームを支え続け、今年度から副キャプテンとして、チームを引っ張り、バスケットに対する取り組み方や姿勢は常にチームの理念の一つである『常に全力』を体現出来る選手です。得意なドライブや3Pシュートを武器に、今後は更に磨きをかけプロ選手から数多くの事を吸収させてもらうことで、更に成長してくれるはずです。今回の経験が彼にとってバスケット人生を大きく変わる転機となってもらえることを期待しています」と評した。
中澤は同県燕市出身で、168センチ53キロのポイントガード。クラブは「1年生から新潟アルビレックスBBU15で活動しています。当時は最も小柄な選手でしたが、彼自身努力を重ね、私が見てきた中で、もっとも成長した選手となりました。今年度はキャプテンとして、チームを引っ張り、プレーではもちろん、練習の取り組み方や姿勢はチームの模範となる選手です。粘り強いディフェンス、ルーズボールにダイブするなどチームにエネルギーを与え、スピードのあるドライブを武器にチームの中心として活躍しています。謙虚な姿勢を崩さず、この素晴らしい経験を糧に更に高みを目指し、飛躍して欲しい選手の1人です」と期待を寄せた。
両選手、新潟U15小松秀平ヘッドコーチ、糸満盛人代表取締役社長は公式HPで次のようにコメントした。
「今回はこのような貴重な機会をいただきありがとうございます。プロ選手の技術やプレーはもちろんのこと、行動面などたくさんのことを吸収して今後のバスケット人生に活かしたいと思います。これからよろしくお願いいたします」(坂井)
「このような貴重な機会をいただきありがとうございます。今まで携わってくださった全ての方への感謝と謙虚な気持ちを忘れずに、少しでもチームに貢献が出来るよう全力で頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」(中澤)
「今シーズンもユース育成特別枠制度を行使していただき、新潟アルビレックスBBU15から2名の選手をトップチームに登録させて頂きました。このプロジェクトを理解し、素晴らしい機会を作ってくださった糸満社長はじめ、鵜澤ヘッドコーチ、クラブ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。2名の選手はユースの活動を通じて、驚くほどの成長を見せてくれました。今後が非常に楽しみな選手です。常に感謝の気持ちを忘れずに、経験豊かなトップ選手からオン・オフコートの取り組み方や姿勢を学び、チャレンジすることを恐れずに多くのことを吸収してきて欲しいです。そして、彼らにとってこの活動がバスケット人生の糧となってくれることを願っております。また、この貴重な経験をユースチームに還元してくれることを期待しています。短い期間ではありますが、新潟アルビレックスBBブースターの皆様、ぜひ坂井選手・中澤選手への温かいご声援をよろしくお願いいたします」(新潟U15小松HC)
「このたび、ユース育成特別枠選手として、2名の若者にチームジョインいただくこととなりました。新潟アルビレックスBBU15所属の坂井悠真 選手(三条市立栄中学校・ポジション:SG)と、中澤勇人 選手(燕市立燕中学校・ポジション:PG)です。お二方とも、新潟アルビレックスBBU15の中心選手としてチームを支えている、志高く有為な若武者。試合の雰囲気・プロの世界を肌で感じ、将来の糧としていただければ幸いです。お送りいただくことを快くご了承くださった学校関係者・ご家族の皆様に、厚く御礼申し上げます。ブースターの皆様におかれましても、未来のBB戦士候補のお二方に、熱い熱いご声援を宜しくお願いいたします」(糸満代表取締役社長)
なお、B3リーグに所属する新潟は、20試合を終えて13勝7敗で5位。両選手は6日に新発田市カルチャーセンターで行われる東京八王子ビートレインズ戦からベンチ登録されるという。