2026.01.17
金丸晃輔が3ポイント王者に!富永とのサドンデスを制す[MINERVA 3POINT CONTEST]
緊張と笑いが交錯した、オールスターならではの名勝負
1月17日、長崎で開催されている「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」の2日目。リーグ屈指のシューターたちが顔を揃えた「MINERVA 3POINT CONTEST」は、サドンデスまでもつれ込む熱戦となった。トップバッターとして登場したのは、滋賀レイクスU18に所属し、トップチームでもプレーする梶原悠真。練習では23点を記録したという期待を受け、「26点を狙います!」と宣言してスタート。カラーボールを5本すべて決める勝負強さを見せ、15ポイントをマークした。
梶原は競技後、「緊張してなかったんですけど、最初1本外れた時からちょっとずつ狂ってきてしまって。時間の流れもいつもより早く感じてしまい焦ってしまいました」と悔しさを滲ませた。

2人目は、ファンを沸かせるエンターテイナー・篠山竜青(川崎)。「全部決めるつもりでやります!(決める自信は)120%!!」と強調して開始。中盤から調子を上げると同じく15ポイントとなった。プレー後、“全球成功発言”についてMCからツッコミを入れられると「過去を振り返ることは止めました」と答え、会場は笑いに包まれた。
取材対応をするミックスゾーンで篠山は「コンテスト2種目にエントリーできたこと自体がありがたいこと。ノリと勢いだけではなく、しっかりランキングに入って選出されたことは自分の中で良かったです」とまずは真面目にコメント。続けて「毎年家族が来てくれていて、諸経費で現状は赤字なんです。賞金を稼がないと。明日しっかり勝利給を獲得して、なんとか黒字にして帰りたいです」と篠山節で取材陣をも笑わせた。続けて、明日に向けて「皆さんがいい思い出になって帰れるようにもうひと頑張りですね。この後9時からリハなので、しっかりまた頑張りたいと思います」とサプライズを予告した。

続いて登場したのは、本命の呼び声も高かった富永啓生(北海道)だ。最初のラックで1本しか決まらないスロースタートとなったが、徐々に精度を上げ、最後は放った直後にゴールに背を向けるパフォーマンスも披露して19ポイントを奪取。暫定1位に躍り出た。
富永は「最初のカラーボール2本を落としたのが痛かったです。シューターとしてのプライドは間違いなくあるので、そこで勝てなかったことも悔しいです」と、こだわりを語った。

4人目は、過去2度の優勝を誇る金丸晃輔(佐賀)。場内のファンから大きな拍手で迎えられると、「19ポイント以上を目指す」と宣言して開始。序盤に4本連続成功を見せるなど確実に加点し、19ポイントで富永と並び首位タイとなった。
最後に登場したのは、前年王者の比江島慎(宇都宮ブレックス)。最後までテンポよく放っていったが、結果は15ポイントで終了となった。比江島は「(結果は)可もなく不可もなくというか、中途半端というか。でも実はこの点数、同じ点数で去年優勝しているんですけどね(笑)」と苦笑いを浮かべた。
勝負は富永と金丸による10秒間のサドンデスに突入。先にプレーした富永はトップの位置を選択したが、なんと5本すべて失敗という展開となった。
続いての金丸も同じくトップの位置をチョイス。1本目を冷静に沈めて勝負を決めると、最終的に4/5本を成功し3度目のチャンピオンに輝いた。
金丸は、富永の全外しを「あれ、あれ?という感じで、複雑な心境で見ていました」と心境を語ると、「チームに帰ったらみんなからいろいろ言われると思うので、賞金はたぶん振る舞いに消えるんじゃないですかね」と笑った。
記事提供:月刊バスケットボール