【EASL】アルバルク東京が昌原LGセイカーズに粘り勝ちグループC首位をキープ、テーブス海は3ポイント成功率71%の19得点
ロスター8人でアウェー韓国戦に勝利
1月21日、『東アジアスーパーリーグ』(EASL)グループCに参戦中のアルバルク東京は、アウェーで韓国の昌原LGセイカーズと対戦。ロスター8人という厳しい状況ながらも、9日前に天皇杯を制した勢いそのままに88-81で勝利し、グループ通算成績を3勝1敗とした。
A東京の先発メンバーはテーブス海、小酒部泰暉、マーカス・フォスター、ライアン・ロシター、セバスチャン・サイズ。LGは元琉球ゴールデンキングスのカール・タマヨがケガで欠場し、12月17日の同カードでは欠場だったエジプト代表のビッグマン、アッセン・マレイがスタートに名前を連ねた。
A東京は平岩玄とチェイス・フィーラーがロスター外のため、ビッグマンがロシターとサイズのみという状態でこの試合に臨んだ。そしてLGはその弱みを的確に突いてきた。204cmのマレイと211cmのマイケル・エリックの2ビッグに、ポストで積極的にオフェンスを仕掛けられたA東京は、開始約4分、サイズが2つ目のファウルを犯してベンチへ。ディフェンスで一気に苦しくなったA東京は2人に第1クォーターだけで合計20得点を奪われ、24-30で第1クォーターを終える。
グループリーグ最下位、ホームゲームで意地を見せたいLGは、第2クォーターに入っても集中力を切らさない。キム・ソンウ、チェ・ヒョンチャン、キム・ジュンヨンと若いガード陣が入れ代わり立ち代わり、テーブスに激しいディフェンスプレッシャーを仕掛ける。
しかしA東京はディフェンスを修正して得点機会を与えず、『ポイントフォワード』の異名を持つロシターの絶妙なゲームメイクからフォスターやサイズが得点を重ねて追い上げ。第2クォーター残り2分37秒、テーブスがジュンヨンのマークの上からタフショットスリーを沈めて逆転に成功し、さらにクォーター終了間際にもテーブスが3ポイントシュートを沈め、46-43でリードして前半を終えた。
LGの多彩なオフェンスにアジャスト
後半はお互い譲らぬ白熱の展開に。A東京は第3クォーター開始早々に3ファウル目を宣告されたサイズが果敢にインサイドアタックを仕掛けて得点を重ね、逆に相手の要であるエリックのファウルを誘発し、ベンチに追いやることに成功する。しかし開始約5分、ヤン・ジュンソクのアシストからチェのレイアップで同点とされ、直後のオフェンスでサイズが4ファウルを宣告されたが、フォスターの連続得点でリードを奪い返し、再び3点リードで最終クォーターへ。
サイズ抜きでスタートした最終クォーターは、ディフェンスの圧をさらに強めたLGの前に得点を奪えず、開始約4分、マレイの連続得点でこの試合最大の7点ビハインドを背負う。しかし、天皇杯での活躍が記憶に新しい福澤晃平が3ポイントシュートを沈め、サイズもエリックとの激しいポストプレーで得点を重ねて点差を詰め、残り2分54秒、サイズのリバウンドからフォスターが3ポイントシュートを沈めて再逆転。ユ・ギサンやジュンソクのアウトサイドシュートをしっかり封じた上で、テーブスとロシターが残り時間と点差を見ながらオフェンスを冷静にコントロール。残り11.4秒、フォスターの3ポイントシュートで6点リードとして勝負あった。
タマヨとマレイが入れ替わったLGのバスケは、12月の前回対戦時とはまったく違うものだった。さらにビッグマンのオンザコートの人数によってもスタイルがガラリと変わるLGのオフェンスに対し、A東京がアジャスト力や練度、そして個とチームが融合したバスケットで対抗し、勝利を収められたことは非常に大きい。
さらに、このEASLで苦しむことが多かった3ポイントシュートの成功率が、26本中12本成功の46%と高確率だったことも大きかった。思い切りの良い3ポイントシュートを7本中5本成功させ(成功率は71.4%)、19得点を挙げたテーブスは試合後のヒーローインタビューで「厳しいスケジュールが続いていたこともあって序盤は動きが重かったですが、アグレッシブにプレーすることでオフェンスに勢いをつけようと考えていました。それがうまくいってよかったです」とコメントした。
残り2試合を残しグループC首位に立つA東京は、2月4日、アリーナ立川立飛(東京都立川市)で同2位のニュータイペイキングスと対戦する。

