オールスター初出場から10年目…比江島慎、竹内譲次、岸本隆一が『島田のマイク』で思い語る

1月29日、島田慎二氏(JBA会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第272回が配信。1月16日~18日に長崎で開催された『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』の会場で、Bリーグ10周年を記念して第1回オールスターに出場した3選手のインタビューを届けた。
◆■比江島慎「まだまだトップを走りながら頑張りたい」
今回のオールスターで7大会連続9回目の出場となる比江島慎(宇都宮ブレックス)は、長崎オールスターの印象について「毎年毎年、豪華になっていってる」「長崎ヴェルカという素晴らしいチームがあることで街にバスケがすごく根付いてる」と評価。街中でファンと出会う機会も多く「ファンの皆さんと一緒に盛り上がる大会でもあるので、こういう時は(声掛けも)うれしく思っています」と普段の公式戦とは異なる特別な雰囲気を満喫している様子を伝えた。
宇都宮は昨シーズンのBリーグチャンピオンとして東アジアスーパーリーグ(EASL)などにも参戦する中、東地区首位をキープしていることに、比江島は「まあまあ、悪くはない」と手応えを示しつつ、コンディション面では「正直きつい」と本音も吐露。新たな環境や挑戦を楽しみつつ「まだまだトップを走りながら頑張りたい」と熱意を見せた。
島田氏は「本当にすごいですよね、ブレックスのファンは。(FIBA インターコンチネンタルカップ 2025会場の)シンガポールに500人以上いましたよ」と、世界中どこの会場もブレックスカラーに染め上げるブースターを賞賛。比江島は「ファンの方の声援がないとタフなスケジュールも乗り越えられない」と感謝を述べ、シーズン個人目標として「3年連続3ポイント王」のタイトル獲得への意欲を語った。
◆■竹内譲次、富永啓生のシュート力は「スペシャル」
ベテランビッグマンの竹内譲次(大阪エヴェッサ)は、オールスターに2大会ぶり5回目の出場となった。Bリーグ以前の時代と比べ、試合の観客動員が1万人を超えることへの驚きも今では少なくなってきたという。オールスターの開催日数やイベントが拡大し続けることで選手の稼働も増えているが「ありがたい」と感謝を口にし「(イベントに参加して)コートの外でも地方創生というものにバスケが、Bリーグが手助けになっているのだなとすごく感じました」と、日本バスケ界の成長を感慨深く振り返った。
オールスター直前記者会見では、竹内が富永啓生(レバンガ北海道)を乳児期から知っていると明かされたが、オールスター本戦において同じチームでプレーできることが楽しみだと改めて述べた。特に富永のシュート力について「北海道と対戦して“これはすごいな”というのがあった」「だいぶスペシャルだと思いますね」と、歴代の凄腕プレーヤーと比較してトップレベルだと絶賛。
島田氏はプロキャリア18年目の竹内に「長い間プレーしてて変わらないですよね」と、ベテラン選手としての安定力に言及。竹内は「Bリーグができて盛り上がって、そこに対してすごくモチベーションを高めてくださっているので、すごくいい薬になっているかな」と思いを語り、「後半巻き返してチャンピオンシップ争いに食い込めるように頑張ります」と、意気込みんだ。
◆■プレッシャーを励みに、岸本隆一が考えるチーム状況
最後に登場した岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)は、オールスター3大会連続6回目の出場。一人で長崎の街を路面電車で巡り、至る所にオールスターの装飾がされているのを見かけ、年々イベント規模が大きくなり進化していることを実感。「全然知らない街に自分(の写真)がいるというのは不思議な感覚」「せっかく来たからには、しっかりその町の文化に少しでも触れたい」と、長崎旅行を楽しんでいる様子を語った。
岸本は、苦戦を強いられているレギュラーシーズン前半について問われると「様々な声をいただくんですけど、自分たちが今まで積み上げてきたものの反響だと思って、前向きにやってます」「(昨シーズンの怪我による離脱を踏まえ)プレーできてることに、まずは楽しみを見出して」と、状況を受け止め真摯に取り組む姿勢を示した。
昨シーズンまで4年連続でチャンピオンシップ決勝まで進出する力を持つ琉球だからこそ、チームと選手にかかるプレッシャーは並々ならぬものがある。「僕は僕なりに、チームとしても責任を負った上で結果を出していくことに、すごく得られるものがたくさんある」と重圧をポジティブに変換する岸本に、島田氏は「こういう状況もキングスが成長していくための、いい経験になる」と言葉を送った。