終盤の勝負強さで上回った名古屋ダイヤモンドドルフィンズがアップセット、宇都宮に連勝しセミファイナルに進出
最後までシュートが嫌われた宇都宮
名古屋ダイヤモンドドルフィンズが先勝して迎えた、宇都宮ブレックスvs名古屋Dのチャンピオンシップクォーターファイナル第2戦。
互いにディフェンスの強度が高く、3ポイントシュートになかなか当たりが来ない中、トランジションオフェンスでイージーシュートを連発し、グラント・ジェレットが個で打開した宇都宮が17-11と先手を取った。
第2クォーター開始1分半で同点に追いつかれたものの、宇都宮はオフェンスリバウンドにブロックショットとインサイドの攻防で上回ると、再び速攻からスコアしてリードを広げる。それでも名古屋Dはこのタイミングで第1戦でゲームチェンジャーとなった加藤嵩都を投入。そして加藤はすぐさまスティールから速攻をお膳立てし流れを呼び込んだ。その後、宇都宮の長距離砲がまったく決まらない間に、齋藤拓実と今村がトランジションスリーを決めて逆転。宇都宮の2本に対し、7本のフリースローを獲得した名古屋が33-28とリードして前半を終えた。
ここまで18本中1本の成功と極度の3ポイント不振に陥っていた宇都宮だが、第3クォーター序盤に比江島慎とD.J・ニュービルがそれぞれ初の長距離砲を沈めて逆転に成功する。それでも勝負強さを発揮した今村が2本連続で3ポイントシュートを決め返し、互いに流れを渡さない互角の展開が続いた。
名古屋Dが1点リードして迎えた最終クォーター、遠藤が2スティールに1アシストと違いを生み、宇都宮が6点までリードを広げたが、名古屋Dも今村が再び勝負強く5連続得点を挙げ、さらにターンオーバー奪取から連続でバスケット・カウントを誘発して再逆転。これで流れをつかんだ名古屋Dは残り2分3秒にカイル・リチャードソンがミドルシュートを沈めて3ポゼッションのリードを得た。どうにか反撃したい宇都宮だったが、最後までボールがリングに嫌われ続け、焦りからかターンオーバーも連発。こうして、終盤に突き放した名古屋Dが75-66で勝利し、セミファイナル進出を決めた。
