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2026.09.01

BリーグがHISと『グローカル・パートナー』契約を締結、公式観戦ツアー「B.旅」が9月から販売予定

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島田コミッショナー「一緒に仕事ができることをうれしく思う」

8月31日、株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)とBリーグは『グローカル・パートナー』契約の締結記者会見を行い、HIS代表取締役社長の澤田秀太、取締役HIS JAPANプレジデントの山野邉淳、Bリーグの島田慎二コミッショナーが登壇した。

『グローカル』は、HISの「世界と地域を結ぶ旅の力(グローバル)」と、Bリーグの「地域密着の熱量(ローカル)」を掛け合わせた造語。澤田はHISのパーパスである「『心躍る』を解き放つ」と、Bリーグの「ココロ、たぎる。」の双方に「ココロ」という言葉が入っていることに触れ、「偶然ではありますが」と前置きしたうえで両者の親和性を強調した。

取り組みは「地域熱狂」、「グローバル誘客」、「次世代育成」の3本柱。柱の一つ目として、HISは全クラブのファンを対象とした公式ツアー『B.旅』の企画・造成・販売の独占権を取得。山野邉によれば、全55クラブの公式観戦ツアーを造成し、オリジナルグッズや特別体験付きの商品を展開するという。特にアウェーツアーの送客を促すことで、試合会場の盛り上がりだけでなく「各地域を知っていただくきっかけ」にする狙いだ。販売は9月中に開始予定で、HISの店舗ではクラブカラーの装飾やグッズ販売も行う。また、2027年1月にIGアリーナで開催されるオールスターゲームの観戦ツアーや、選手との面会イベント付きツアーも予定されている。

二つ目の海外誘客では、HISの海外52カ国133拠点のネットワークを使い、Bリーグでプレーする選手の出身国が多いフィリピン、韓国、インドネシア、台湾を中心にPRイベントを実施。9月9日、10日にマニラで行われるBリーグ初の海外主催試合『B.LEAGUE MANILA GAMES 2026』を皮切りに、公式インバウンドツアーへと発展させる。三つ目の次世代育成では、クラブと連携したバスケットボール教室や、フィリピンなどでの海外キャンプを構想している。

島田コミッショナーは挨拶で、日本大学卒業後に入社した旅行会社がのちにHISグループに入った会社だったことを明かし、「30数年前、旅行業界で必死になってツアーを売りまくっていた。そういった意味でも、こういった形で一緒に仕事ができることをうれしく思う」と語った。

会見後の質疑応答で、その縁が今回の契約のきっかけかと問われると「私のご縁からこの話になったわけではなく、別の流れで話が進んだ。こういう形で成就すればいいと思っていたが、私がきっかけではない」と否定。澤田は「島田さんは旅をよく理解してくださっている。Bリーグの若いお客様の層は我々がこれから力を入れなければいけないところで、いいご縁だった」と引き取った。

現在はインバウンドの目標数値を設定していないが、少子化が進む中で各地に建設されるアリーナを満員にし続けるには観光客が相対的に重要になると島田コミッショナーは説明した。

「アジア各国でバスケットボールの人気は非常に高く、NBAには行けないけどBリーグでプレーするという一つのトレンドになりつつある。その流れを受けてインバウンドの客を少しずつ増やしていくことは明確に持っています」

両者が連携することで、試合観戦にとどまらない新たな観戦・交流体験を創出し、バスケットボールをきっかけに地域や人とつながる機会を広げていく。