Bリーグ王者・長崎がドイツの強豪クラブと激突…17点差で敗戦もディフェンス面で手ごたえ

9月4日、昨シーズンのBリーグ王者である長崎ヴェルカは、ホームのハピネスアリーナで、「B.LEAGUE GLOBAL INVITATIONAL 2026 ANKER presents 長崎ヴェルカ vs テレコム・バスケッツ・ボン」の第1戦に臨んだ。新チームでの初勝利を狙う長崎であったが、試合は59対76で敗れ、プレシーズンゲーム初戦を勝利で飾ることはできなかった。
馬場雄大、ジャレル・ブラントリー、アキル・ミッチェルら主力を欠いた長崎は、松本健児リオン、熊谷航、星川堅信、リーヴァイ・ランドルフ、田中流嘉州の5選手が先発出場。新加入のランドルフは長崎デビュー戦となった。
立ち上がりに流れをつかんだのは、ブンデスリーガの強豪クラブであるボン。長崎はボンの高さと機動力に対応することができず、試合開始から0-17のランを献上した。今シーズンよりケガから復帰した森川正明の3ポイントや、ルーキー田中の体を張ったプレーで反撃の糸口を探ったものの、相手の勢いにアジャストすることができず、前半を28-49で終えた。
試合後半、チームに勢いを与えたのは、今シーズンより長崎に復帰したベテランの髙比良寛治だった。髙比良は速攻からのバスケットカウントに加え、直後にスリーポイントも沈めるなど、ホームのブースターを前に躍動。第3クォーターを20-13と上回り、48-62で終えた。最終第4クォーターも組織的なディフェンスで粘りを見せた長崎だったが、最後まで流れをつかみきることができず、59-76で敗戦した。
新加入のランドルフはチーム最多の14得点をマーク。攻守で積極的なプレーを見せた星川は、10得点10リバウンドのダブルダブルを記録した。
今シーズンより長崎の指揮を執るディーン・ヴィッカーマンヘッドコーチ(以下HC)は、試合全体を振り返り「出だしのところの0-17のランをされてしまい、結果としても17点差というところでスタート以外のところはイーブンに戦えました」とコメント。また「特に後半で第3クォーターを13点、第4クォーターを14点に抑えたところはディフェンスとしても全体的に80点以下に抑えたことはチームとしても良かった」と、後半に相手を27点に抑えたチームディフェンスを評価した。
クラブ復帰戦でチームに勢いを与える活躍を見せた髙比良は「ヴェルカの選手として戻ってきてファンの皆さんの前でプレーができたことは一つ、素直に嬉しかったです」と喜びのコメントを残した一方で、「向こうのやりたいバスケをされた時に自分たちが後手に回ってしまいました。こういったサイズのあるチームに対して最初の段階で受け身に入ってしまったところが難しくしてしまった要因」と、反省点も口にした。
長崎は、9月6日にボンとの第2戦を行う。新チームでの初勝利に向けて、どのようなバウンスバックを見せるのか注目される。
【動画】チーム勢いをもたらすバスケットカウントを決めた高比良
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