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2025.11.18

「B.LEAGUE ALL-STAR B.Hope ACTION 2026 IN NAGASAKI」実施のお知らせ

  • RELEASE
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」)は、2026年1月16日(金)~18日(日)の「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」の開催にあたり、B.LEAGUEの社会的責任活動であるB.LEAGUE Hopeの活動を実施することをお知らせします。
 
 

■背景・想い

長崎県は人口減少や流出、少子高齢化や担い手不足による経済・コミュニティ縮小、全国最多の有人離島が抱える本土との格差など、多くの課題に直面しています。
私たちは、未来を担う子どもたちが自分の生まれ育った街に誇りを持ち、「どんな未来も創り出せる」と無限の可能性を信じて希望を抱いてほしいと心から願っています。
B.Hopeは、長崎の財産(環境)を未来へつなぐこと、新しい技術やテクノロジーで未来の可能性を広げること、そして、誰もが夢に挑戦できる機会をつくることを使命と考えます。
これらを「バスケを通じた体験・学び」や「チームで協力・挑戦する喜び」を通して実現し、子どもたち一人ひとりの心に長崎の未来を照らす「希望の種」を蒔いていきます。
このような背景・想いのもと、下記5つの取り組みを実施し、バスケットボールで解決の一助を目指していきます。
 

■実施アクション

1. リモートコーチング supported by SoftBank
【背景・目的】
全国最多51の有人離島を持つ長崎県の離島生活は、物理的な要因などから子どもたちがさまざまな体験や挑戦をする機会が限定的な環境にあります。これまで長崎ヴェルカでは離島(壱岐・対馬・五島)や佐世保のバスケットボール競技者に対して、「AIスマートコーチ」(※1)を活用した機会提供を継続的に実施してきました。今回は、対象地域の範囲を広げ、より多くの子どもたちが楽しくスポーツ(バスケットボールとダンス)に触れ挑戦できる機会を提供していきます。
【実施内容】
11月下旬に本活動を開始(離島でクリニックを開催)し、約1ヶ月のリモート期間(「AIスマートコーチ」を活用した個人練習や、コーチからのフィードバック)を経て、「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」の舞台で練習の成果を披露。
【協力】
ソフトバンク株式会社、長崎ヴェルカ
【対象校】
平戸市立生月中学校(離島名:生月島)

 




(※1 )「AIスマートコーチ」(提供:ソフトバンク株式会社)は、「動画で学ぶ、撮って比較する、記録する」を通じて、運動・スポーツのスキル向上と児童・生徒の主体的・協同的な学びをサポートするサービスです。
 
2. りそなシート/B.Hopeフードドライブ
【背景・目的】
日本では9人に1人の子どもが経済的要因などから、学びや体験の機会が少ない環境に置かれています。中でもひとり親家庭においては、学校以外の習い事やクラブ活動などへの参加率は比較的低い傾向にあります。このような課題に対し、子どもたちがオールスター観戦を中心とした実体験を通して、将来の選択肢が広がるきっかけを提供していきます。また生活困窮世帯への支援として、B.Hopeフードドライブも実施いたします。
【実施内容】
・りそなシート:長崎市内のひとり親家庭の親子を「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME」へご招待し観戦の機会を提供。
・B.Hopeフードドライブ:「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」開催期間(2026年1月16日~18日)に、B.Hopeブースでフードドライブ(※2)を実施し、集まった食品を「ひとり親家庭福祉会ながさき」へ寄付。また、12月上旬~2026年1月末までの期間に全国のバスケットボールファンにも気軽に参加いただける取り組みとしてB1・B2クラブの一部ホームゲーム会場でも実施予定。
【協力】
りそなグループ

 

(※2)フードドライブとは、家庭で余っている食品を集めて、食品を必要としている地域の生活困窮者支援団体、子ども食堂、福祉施設等に寄付する活動のことです。貧困問題や食品ロス削減の対策として、全国各地で取り組みが行われています。
 
3. バスケでまなぶ!B.テックラボ 【背景・目的】
長崎の地場企業ではデジタル化に対応できる人材不足が課題の一つで、長崎の未来を担う子どもたちへのIT人材育成もテーマにあります。一方で教育現場において、プログラミング教育の浸透具合は他県・他地域よりも遅れをとっている印象を持たれており、プログラミングの「難しい」イメージや苦手意識を払拭し、より興味関心を抱いてもらえる工夫が必要です。今回は「B.LEAGUE」や「バスケットボール」をテーマに、子どもたちがテクノロジーの可能性をより楽しみながら感じられる機会を提供していきます。
【実施内容】
長崎市内の子どもたちを対象に、「B.LEAGUE」や「バスケットボール」に関連する素材を組み込んだ下記2種類のコンテンツ教室を、「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」開催期間にイベント形式で開催。
・小学3年生~6年生対象:ブロックゲーム(量子コンピュータ※3)
・未就学~小学3年生対象:うごくぬりえAR/3Dプリンター、他
【共催】
長崎市、長崎大学情報データ科学部
【協力】TIS株式会社

 





(※3)量子コンピュータは、従来のコンピュータより高速な計算能力に優れ、大規模なシミュレーションや機械学習への応用が期待されている。
 
4. B.Hopeアクティブチャイルドプログラム 【背景・目的】
近年、子どもたちが自由に遊べる空間の減少や、運動を伴わない遊びの選択肢の増加により、子どもの運動不足や体力の低下、さらには怪我の増加といった問題が指摘されています。一方で、子どもの発育・発達において、特に幼児期は神経機能が著しく発達する時期であり、6歳までに大人の約8割に達すると言われています。さらに、活発に身体を動かす子どもは「やる気」「我慢強さ」「友好関係」「社交的」など、より前向きな性格傾向を示すことが明らかになっています。このことから、子どもが身体を動かす習慣を身につけることは、健やかな成長と将来にわたる心身の健康づくりにおいて非常に重要です。本活動では、この重要な幼児期の子どもたちに対し、身体を動かす楽しさや喜びを伝え、運動習慣の定着を促すことで、生涯にわたる健康づくりの基盤を築く取り組みを実施いたします。
【実施内容】
長崎市内の未就学児を対象に、バスケットボールやリズムダンスなどの運動プログラムを実施。
【協力】
大塚製薬株式会社

 






5. PLANET ACTION 【背景・目的】
近年重要度が増す気候変動対策は、エンターテイメントの追求とともに、地域を守り未来へ繋げるためにも避けては通れない課題です。「B.LEAGUE ALL-STAR B.Hope ACTION 2026 IN NAGASAKI」では、長崎県や長崎市が誇る海や山などの豊かな自然を再認識し、未来に繋げるためのサステナブルなアクションを、ファンや地域の方々と共に実施いたします。
【実施内容】
・分別ありがとうAction(資源循環推進)
ハピネスアリーナ内でごみの分別や資源回収を、来場されるファンの皆様と実施。飲料カップにおいてはプラスチックごみ削減を目指し、プラスチック製のカップから紙製のカップにリプレイスします。また、紙カップは使用後に回収し、王子ホールディングスの企業連携型リサイクルシステム「Renewa(リニューワ)」を活用し、段ボール等にリサイクルする新たなしくみを実装。
・ECO ASSIST(次世代への環境学習機会提供):
本イベント出場選手と長崎市内の子どもたちが、バスケットボールの要素を取り入れた「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」について楽しく学ぶプログラムを実施。
【協力】
王子ホールディングス株式会社

 








各取り組みの詳細は、「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」ホームページにて随時掲載いたします。
https://www.bleague.jp/all-stargame2026/b-hope/

これまでのB.LEAGUE ALL-STAR GAMEにおけるB.Hopeの活動実績は、ホームページをご覧ください。 https://www.bleague.jp/b-hope/hope-action/