バスケットLIVE
2026.07.15

7月14日、B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィング

  • RELEASE

7月14日(火)のB.LEAGUE理事会の後、メディアブリーフィングが行われました。

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンのマーケティングレポートが発表されました。2025-26シーズンの入場者数は548万168人で、前シーズンより63万5059人増加し(昨対比113%)、シーズン最多入場者数を更新しました。B1では398万4687人(昨対比114%)、B2では126万8301人(昨対比111%)となります。クラブで入場者数が最多となったのはB1で名古屋ダイヤモンドドルフィンズの1万281人、B2で神戸ストークスの5874人でした。

B1の平均入場者数は5171人(昨対比+259人)、B2の平均入場者数は3071人(昨対比+312人)で、島田慎二コミッショナーは「この中ではB2の平均3000人超えが大きく、B2の頑張りが全体の成長を引き上げてくれました」と語りました。

『B.革新』に向けた競技強化レギュレーション10項目も発表になりました。この中で最も大きな変更点が、 POSTSEASON進出クラブ決定方式の変更です。



りそなグループ B.LEAGUE PREMIER PLAYOFFS 2026-27は、各地区上位3クラブ+ワイルドカード上位2クラブが、QUARTERFINALSとSEMIFINALSでは2戦先勝(最大3試合)で、プレーオフ進出順位上位クラブのホームで戦います。FINALSはホーム&アウェー方式の3戦先勝で行われ、最大5試合が常に休養もしくは移動日を挟んで行われます。

続く2027-28シーズンには、PLAY-IN TOURNAMENTが導入されます。各地区上位の3クラブ(計6クラブ)はそのままQUARTERFINALSに進出しますが、各地区4位の2クラブはワイルドカード上位2クラブとのPLAY-IN TOURNAMENTを戦い、これに勝つことでQUARTERFINALS進出が決まります。PLAY-IN TOURNAMENTは1戦先勝、順位上位クラブのホームで開催されます。

さらに2028-29シーズンから、B.LEAGUE PREMIER PLAYOFFSは出場クラブ数が16へと拡大されます。ROUND OF 16とQUARTERFINALS、SEMIFINALSは2戦先勝、プレーオフ進出順位上位クラブのホームで開催され、1日おきに3試合(金・日・火)を想定しています。FINALSはホーム&アウェー方式の3戦先勝で行われます。

「2028-29シーズンに、B.PREMIERで晴れて16クラブがPLAYOFFSに進出します」と島田コミッショナーは言います。「2027-28シーズンのPLAY-IN TOURNAMENTで暫定的に増やし、その後は16クラブになります。これはクラブの強い願いでした。PLAYOFFSに出られることはビジネスチャンスでもあり、地元の盛り上がりでもあります」

『B.革新』の2026-27シーズンから表彰規定が変更され、賞金が増額されます。年間優勝はB1の5,000万円からB.PREMIERでは1億円に、B2の1,000万円からB.ONEでは5,000万円になります。年間準優勝や、得点王など個人に与えられるリーダーズ表彰の賞金も大幅に引き上げられました。

続いて、2027-28シーズンにおけるサラリーキャップの一部緩和措置についても発表がありました。故意でない少額の計算ミス等による降格などの重い制裁が、担当者の過度な負担となっているため、戦力均衡に影響しない範囲でバッファー(限定的ソフトキャップ)を導入。 基本キャップ(B.PREMIER 8億円、B.ONE 4億円)を超過した場合でも、一定額(B.PREMIER 3,000万円、B.ONE 1,500万円)までは、超過分の100%をペナルティとして支払うことで制裁対象外となります。

また、2027-28シーズンからはB.ONEとB.NEXTの間で各クラブがそれぞれ2試合を戦う交流戦を導入します。交流戦は、リーグ・クラブの競技力、事業力の底上げを目的とします。実施にあたり、B.NEXTのクラブには競技力担保としてサラリーフロア(選手人件費の下限額)1億円を必須条件として設定。またB.ONE仮入会と同等の売上2.5億円以上、平均入場者数1500人以上の事業基準を、努力目標として課します。

島田コミッショナーはこれを「B.NEXTの経営がさらに上向いてB.ONEに入っていけるよう、リーグとしてもハンズオンで支援していくことを約束します。私もできる限りB.NEXTのクラブには足を運んでいきたい」と、B.NEXTクラブの底上げに尽力することを強調しました。

(参考:ニュース)
https://www.bleague.jp/news_detail/id=61661

そして、『B.革新』から10年後の2036年に向けたB.LEAGUEの3つの目標を発表しました。1つ目は強化の観点で、FIBAインターコンチネンタルカップでのBクラブの優勝。2つ目は社会性で、47都道府県でアリーナを核としたまちづくりの展開。3つ目は経営面で、スピード感ある事業成長を持続させ、入場者数900万人、事業規模1,500億円を達成することです。

島田コミッショナーは、「入場者数が900万人になれば、ホーム&アウェーでそれぞれの地域に生み出す経済効果が大きく変わり、B.LEAGUEのプレゼンスは大きく飛躍しているはずです。その価値をマネタイズした事業規模を1,500億円としています」と数字を挙げ、『B.革新』の初年度にその先の10年の目標を掲げる意味をこう説明します。


「ゴールを設定しないと絶対にたどり着きません。B.PREMIERに向けてみんな相当頑張ってきて、もうひと踏ん張りするのは大変ですが、リーグとクラブで知恵を絞って、これぐらいの拡大を狙うメンタリティで、ここからの10年を頑張っていきたい、頑張らなきゃいけないと思います」