琉球vs滋賀|早くも正念場を迎えた滋賀、短期契約で加入のドブラスとキングに期待
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第6節
琉球ゴールデンキングス vs 滋賀レイクス
第6節を終えた時点で、西地区は4チームが7勝2敗で並走。昨シーズン準優勝の琉球ゴールデンキングスも当然のようにその中に含まれ、中断期間を経てのリーグ戦再開で抜け出したいところだ。
ただ、前節の広島ドラゴンフライズ戦ではオフェンスリバウンドを17本奪いながらも得点は伸びず、点差を縮めては突き放されるもどかしい展開。第4クォーター残り3分1秒時点の11点差を残り36秒に5点差までは詰めることができたが、逆転には至らず、勝率で並ばれた。直接対決の結果により、現在の順位は地区3位。次節には現時点で同勝率の島根スサノオマジック戦を控える。
西地区最下位で中断期間に入った滋賀レイクスは、今節の直前にルイス・ギルヘッドコーチと契約解除。ギルHCが最後に指揮した前節の島根戦は第1クォーターに10点リードを奪う滑り出しだったが、課題のディフェンスが第3クォーターに崩れると、オフェンスも後半20分で21得点に抑えこまれ、完敗を喫した。今節からは保田尭之アシスタントコーチがHC代行を務める。
イヴァン・ブバがインジュアリーリストに入り、前節の直後にはジェイコブ・ワイリーも退団している滋賀は、正念場を迎えている。急遽獲得したデイビッド・ドブラスとテレンス・キングの出来にかかっていることは言うまでもなく、特にドブラスが献身的なプレーと明るさでチームのムードを一変することを期待したい。
文=吉川哲彦
関連動画
関連リンク