三河vs宇都宮|難局に立たされている両チーム…三河はシェーファーがキーマン
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第6節
シーホース三河 vs 宇都宮ブレックス
シーホース三河は前節、三遠ネオフェニックスと対戦。第1クォーターで背負った15点ビハインドを第2クォーターで盛り返したが、後半に再び圧されると太刀打ちできず、21点差の完敗を喫した。4勝5敗と黒星先行で中断期間に入ることとなり、今節の直前にはカイル・オクインとの契約を解除。難しい局面に立たされていると言わざるを得ない。
対する宇都宮ブレックスも、前節は千葉ジェッツを相手に立ち上がりから一方的な展開を強いられ、抵抗できないまま29点もの大差で敗戦。今シーズン3回目の50点台とオフェンス面に問題を抱えていることは否めず、3勝6敗で東地区6位と開幕ダッシュに失敗した。そして、こちらも今節の前にジュリアン・マブンガの契約解除を決断。昨シーズンの王者として、挽回に向けていち早く手を打った。
今節は、巻き返しを図る両者が改めてスタートを切る。勝利することがチームの沈滞ムードを振り払うきっかけにもなるはずだ。双方にとって重要な2試合となるが、特に三河は34日ぶりのホームゲームでもあり、ホームで連敗することだけは避けなければならない。オクインが抜けたインサイドの穴を埋めるのは、シェーファーアヴィ幸樹。得点やリバウンド、ディフェンスなどあらゆる面でハッスルが求められる。
文=吉川哲彦
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