横浜BCvs琉球|天皇杯セミファイナル前哨戦…横浜BCの青木HCが古巣に挑む
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第16節
横浜ビー・コルセアーズ vs 琉球ゴールデンキングス
12月の三遠ネオフェニックス戦に続き、群馬クレインサンダーズとの天皇杯を含む3連戦となった横浜ビー・コルセアーズ。リーグ戦では第1戦に32アシストで95得点を叩き出して快勝したが、第2戦は3ポイントシュート成功率が13.8パーセントと低調。第4クォーターの追い上げも届かず6点差で敗れ、連勝は「5」でストップした。しかし、アウェーに場所を移した天皇杯では最大20点差から盛り返す見事な逆転劇を披露し、琉球ゴールデンキングスが待ち受けるセミファイナル進出を決めた。
そして、今節のリーグ戦もその相手となるのは琉球。アルバルク東京と戦った前節は2戦ともに前半のロースコアの展開から後半にハイスコアゲームに転じる内容で、第1戦は後半に57失点を喫して今シーズン初の連敗を喫した。しかし、第2戦は第1クォーターの好ディフェンスで主導権を握り、後半に51得点とたたみかけて3連敗を阻止。広島ドラゴンフライズと島根スサノオマジックがそろって連勝したことで、順位は西地区3位に下がった。
すでに他地区上位との対戦を多く消化している横浜BCにとって、今節の琉球戦と2月の千葉ジェッツ戦が当面の難関。ただ、着実に地力を増して勢いもある今、強敵と対戦することはむしろチャンスであり、天皇杯セミファイナルの前哨戦として手応えを得る機会でもある。現役時代に双方でbjリーグ優勝を果たした青木勇人ヘッドコーチの采配と経験値、勝利への執念に期待がかかる。
文=吉川哲彦
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