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B.MAGAZINE

北海道vs群馬|今シーズンの対戦は1勝1敗…日本人選手の得点力が勝敗を分ける

2023.04.06

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第30節

レバンガ北海道 vs 群馬クレインサンダーズ

 前々節は予想外の連敗を喫してしまったレバンガ北海道だが、ホームに戻った前節は仙台89ERSに勝利。3点ビハインドで迎えた第4クォーターは8点差まで広げられたところからショーン・ロングが“バスケットカウント”を連発して逆転し、残り29秒にロングの36得点目でけりをつけた。ロングはオフェンス7本を含む17リバウンドもマークして勝利に貢献。チームは14勝目を挙げ、東地区7位の茨城ロボッツに再び2ゲーム差と迫った。とはいえ、B1残留に向けてはまだ予断を許さない状況だ。

 群馬クレインサンダーズは千葉ジェッツの地力に屈した。ケーレブ・ターズースキーとマイケル・パーカーがいずれも17得点を挙げるなど、トレイ・ジョーンズ不在の影響はさほど感じられなかったものの、ディフェンスでは相手の得点源を抑えることができず、ターンオーバーを誘うこともできなかった。第24節から5連敗のあと、1勝を挟んで再び3連敗でついに“貯金”を使い果たし、宇都宮ブレックスと秋田ノーザンハピネッツに並ばれることとなり、順位を東地区5位まで下げた。

 今シーズンの直接対戦は、第11節で群馬が99得点で白星。並里成に加えて山崎稜と菅原暉も2ケタ得点を挙げたのが効いたが、第26節では北海道が96得点でリベンジした。ドワイト・ラモスが26得点を叩き出し、中野司や松下裕汰もそれに続いた。今節も日本人選手が得点を伸ばし、外国籍選手頼みにならないことが双方にとって重要になるだろう。

文=吉川哲彦

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