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広島vs滋賀|連敗を止めたい両チーム…滋賀は18歳の湧川颯斗が再び力になれるか

2023.04.19

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第33節

広島ドラゴンフライズ vs 滋賀レイクス

 広島ドラゴンフライズは前節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに2連敗を喫した。前半から相手のディフェンスに苦しむと、2戦合計で24本の3ポイントシュートを被弾。GAME1はドウェイン・エバンスを筆頭に5人が2ケタ得点を挙げたものの、88-91で競り負けた。アイザイア・マーフィーが第21節以来の先発を務めたGAME2は、寺嶋良が18得点8アシストでチームをけん引したが、83-91で敗れた。

 広島は西地区4位へ後退し、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」のクォーターファイナルのホーム開催権を争う同2位の琉球ゴールデンキングスとのゲーム差が「4」に広がった。もう負けられない今節は、滋賀レイクスに必勝を期す。テーブス海を起点に長距離砲の威力がある相手に対して、広島はマーフィーをマッチアップさせるなど、ディフェンスでその強みを封じたい。

 対する滋賀は前節、琉球ゴールデンキングスと接戦を演じたが、あと一歩及ばなかった。GAME1では19本中9本の3ポイントシュートを射抜き、ターンオーバーから25得点を奪ったものの、82-85で惜敗。GAME2は第4クォーターに12点差をつけたが、81-89で落とした。琉球の猛攻に我慢できず、2戦とも15本以上の差をつけられたリバウンド争いにも課題がうかがえる。

 滋賀は広島に対して課題が克服できるか。相手はカイ・ソットと2人の外国籍選手によるビックラインも組めるため、イヴァン・ブバやデクアン・ジョーンズのみならず、日本人選手たちの奮起は必要不可欠。前節2戦合計で40分以上起用された18歳の湧川颯斗をはじめ、森山修斗や川真田紘也もチームの力になりたい。B1残留圏内の全体22位を堅持するためにも、3連敗を回避できるか。

文=大橋裕之

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