【B2第4節 見どころ】開幕6連勝の神戸が移転後初のホーム開催…好調福岡を迎え撃つ
ワールド記念ホールでホーム開幕戦を迎える神戸【(C) B.LEAGUE】
今シーズン最初の水曜開催となる今節は、いずれも好調の神戸ストークスとライジングゼファー福岡が激突。1シーズンのみとはいえ過去にB1の舞台も踏んだ両者がどのような戦いぶりを披露するか、見応えのある一戦となりそうだ。
神戸はここまですべてアウェーながら、B2で唯一の6戦全勝。2戦とも前半は接戦となった前節の山形ワイヴァンズ戦は、第1戦を後半の53得点で快勝し、第2戦は第4クォーターの追い上げをかわした。3人の新戦力のうち、第1戦で初出場を果たしたアイザイア・アームウッドは再び故障に見舞われたが、ジョーダン・キャロラインが早くも得点源としての地位を確立し、カロンジ磯山パトリックもチームにフィットしている。
一方の福岡も、ホーム開幕となった前節はターンオーバーの少なさに加えて3ポイントシュートの精度が高く、2戦とも20点差をつけて新潟アルビレックスBBを寄せつけなかった。神戸とは対照的に大多数を占める新戦力が期待どおりの働きを見せ、5勝1敗で神戸に次ぐ西地区2位。今シーズンのB2でダークホースになる予感を漂わせる。
ここまでは神戸が1試合平均得点でリーグ1位、福岡が同失点で1位。特に、オフェンスリバウンドとフリースロー試投数の多い神戸に対し、福岡がどのような守り方を見せるかということになる。移転後初のホーム開催となる神戸にとっては、慣れないアリーナでの試合にいち早くアジャストすることも大事になってくるだろう。
今シーズンから福岡でプレーする谷口光貴【(C) B.LEAGUE】
アウェーの前々節を連勝しながら、前節はホームで神戸に屈して勝率5割に戻った山形だが、第1戦で岡島和真が20得点を挙げたことは好材料。対する青森ワッツは前節の福島ファイヤーボンズ戦を3点差、5点差で勝ちきり、5勝1敗と開幕ダッシュに成功している。両者に共通するのはターンオーバーの少なさだが、1試合平均得点では約8点の差がついており、青森を下回っている山形はフィニッシュの精度を上げる必要がある。
10月唯一のアウェー節だった岩手ビッグブルズとの昇格組対決を1勝1敗で乗りきったベルテックス静岡は、今節からホーム5連戦。相手の愛媛オレンジバイキングスは熊本ヴォルターズとの第1戦に敗れたが、第2戦も苦しい展開ながら1点差で勝利を収めた。今節は静岡にとって初の水曜開催であると同時に、愛媛にとっては今シーズン初のアウェー戦が前節から中2日と、どちらもタフな状況。集中力の持続がカギを握ることになる。
愛媛に惜敗した熊本は、ここまでの3節すべて1勝1敗。次節こそは白星を先行させた状態で臨みたいところだ。その相手となるバンビシャス奈良は前節も滋賀レイクスに連敗を喫し、新潟と並んで未だ白星がない。熊本としては落とせない一戦だが、前節を欠場したアーロン・ホワイトが今節も出場できないと苦しい戦いを強いられる。翻って奈良は、ワース・スミスを緊急補強。スミスの働きで今シーズン初勝利なるか。
10月20日に加入が発表されたワース・スミスは奈良の救世主になれるか【(C) B.LEAGUE】
文=吉川哲彦
■B2第4節試合日程
・山形ワイヴァンズvs青森ワッツ(@山形市総合スポーツセンター)
10月25日(水)19:00~
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・越谷アルファーズvs新潟アルビレックスBB(@ウイング・ハット春日部)
10月25日(水)19:00~
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・アルティーリ千葉vs福島ファイヤーボンズ(@千葉ポートアリーナ)
10月25日(水)19:00~
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・ベルテックス静岡vs愛媛オレンジバイキングス(@静岡市中央体育館)
10月25日(水)19:00~
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・滋賀レイクスvs岩手ビッグブルズ(@滋賀ダイハツアリーナ)
10月25日(水)19:00~
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・神戸ストークスvsライジングゼファー福岡(@ワールド記念ホール)
10月25日(水)19:00~
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・熊本ヴォルターズvsバンビシャス奈良(@熊本県立総合体育館)
10月25日(水)19:00~
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