『スタッツで見るBリーグ』チャンピオンシップ出場チームの勝利の方程式西地区・ワイルドカード編
2024-25シーズンのBリーグも佳境を迎え、各地区の上位チームがりそなグループ B.LEAGUE チャンピオンシップ2024-25出場権を獲得した。彼らはどのような戦術・戦略で勝ち上がってきたのか。今回は、引き続き西地区とワイルドカードから出場するチームに対して、数字から紐解いていきたい。
オフェンススタッツとディフェンススタッツの両面から分析。さらに各チームの勝利時と敗戦時のスタッツ差を比較することで、真の勝因と敗因を明らかにする。
例えば、アルバルク東京のディフェンシブレーティングはリーグ上位だが、彼らが敗戦する際には相手のどのスタッツが突出して向上しているのか。あるいは、高効率の三遠ネオフェニックスが勝利する試合では何が際立っているのか。
この「勝利の方程式」を解き明かすことで、チャンピオンシップの展望や見どころが浮かび上がってくるだろう。
※スタッツは35節終了時点のものを参照
※スタッツによっては、下位ランク(数値が小さい)の方がポジティブな結果になるため、留意頂きたい
西地区:島根スサノオマジック
上位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
セカンドチャンス得点割合 | 5位 | 17.0% |
オフェンスリバウンド獲得率 | 5位 | 33.26% |
オフェンシブレーティング(HOME) | 6位 | 113.80 |
下位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
ペース | 20位 | 70.32 |
上位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
ペイントエリア失点割合 | 3位 | 47.13% |
相手の2Pシュート試投割合 | 3位 | 55.47% |
2Pシュートによる失点割合 | 3位 | 53.88% |
ペリメタシュートによる失点割合 | 6位 | 6.75% |
ディフェンスリバウンド獲得率 | 4位 | 72.46% |
下位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
3FG被決定率 | 21位 | 32.09% |
3Pシュート失点割合 | 19位 | 32.13% |
FT失点割合 | 21位 | 13.99% |
FTポゼッション割合 | 23位 | 8.82% |
相手の実質シュート決定率 | 20位 | 49.78% |
相手のTS% | 20位 | 52.69% |
相手の実質シュート決定率(HOME) | 21位 | 49.69% |
相手のTS%(HOME) | 21位 | 52.36% |
相手の実質シュート決定率(AWAY) | 19位 | 49.88% |
相手のTS%(AWAY) | 19位 | 53.02% |
ディフェンシブレーティング | 22位 | 105.12 |
ディフェンシブレーティング(HOME) | 19位 | 104.27 |
ディフェンシブレーティング(AWAY) | 22位 | 105.97 |
3FG被決定率(HOME) | 22位 | 30.32% |
2FG被決定率(AWAY) | 21位 | 49.41% |
勝利時と敗戦時に大きく差分がみられたスタッツ
項目 | 平均 | 勝利平均 | 敗戦平均 |
---|---|---|---|
3FG被決定率 | 32.09% | 28.1% | 37.6% |
被アシスト本数 | 18.98 | 18.5 | 20.1 |
アシストからの失点割合 | 55.33% | 57.3% | 53.3% |
相手TOV割合 | 16.47% | 18.27% | 14.00% |
ディフェンシブレーティング | 105.12 | 97.2 | 117.4 |
PfTによる得点割合 | 16.84% | 19.11% | 14.01% |
PfT | 13.5 | 16.03 | 10.32 |
2FG% | 52.56% | 54.78% | 49.00% |
PitP | 35.89 | 38.79 | 32.95 |
ディフェンススタッツの分析からは、島根スサノオマジックは防御力が勝敗を大きく左右するチームであることが明確に表れている。特に相手の3ポイントシュート成功率を抑制できた試合では高確率で勝利しており、勝利時には28.1%に抑えているのに対し、敗戦時には37.6%まで上昇している。
具体的には、相手のアシストレーティングが勝利時には25.8と低く抑えられていることから、島根は相手のパス回しを阻害し、セットプレーからの良質な3ポイントチャンスを与えないディフェンスが機能している試合で勝利している。また、相手のライブターンオーバー率も勝利時に10.2%と高く、アグレッシブなディフェンスで相手のミスを誘発できていることも勝因となっている。
オフェンス面では、ペイントエリア得点割合が勝敗に相関しており、バランスの取れた攻撃ができているかどうかが重要である。さらに、相手のターンオーバーからの得点も勝敗を分ける要素となっており、ディフェンスの質がオフェンスにも直結していることを示している。
西地区:琉球ゴールデンキングス
上位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
FT% | 1位 | 77.96% |
FT%(HOME) | 3位 | 79.23% |
FT%(AWAY) | 1位 | 77.61% |
セカンドチャンス得点割合 | 1位 | 19.8% |
FTによる得点割合 | 1位 | 18.62% |
FTポゼッション割合 | 4位 | 11.66% |
eFG%(HOME) | 5位 | 53.14% |
TS%(HOME) | 4位 | 57.06% |
オフェンスリバウンド獲得率 | 1位 | 38.83% |
オフェンシブレーティング | 2位 | 118.78 |
オフェンシブレーティング(HOME) | 2位 | 122.26 |
オフェンシブレーティング(AWAY) | 3位 | 115.76 |
攻撃成功回数 | 2位 | 76.38 |
下位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
PfTによる得点割合 | 21位 | 16.45% |
3Pシュート試投割合 | 19位 | 34.58% |
3Pシュートによる得点割合 | 20位 | 30.81% |
アシストからの得点割合 | 23位 | 48.82% |
ライブTOV率 | 19位 | 8.23% |
上位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
相手の3Pシュート試投割合 | 6位 | 38.99% |
ディフェンスリバウンド獲得率 | 3位 | 72.60% |
下位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
2FG被決定率 | 21位 | 50.04% |
3FG被決定率 | 20位 | 32.21% |
PfTによる失点割合 | 22位 | 15.94% |
ペイントエリア失点割合 | 20位 | 42.05% |
速攻による失点割合 | 22位 | 12.51% |
相手のeFG% | 21位 | 49.34% |
相手のTS% | 21位 | 52.62% |
相手のeFG%(HOME) | 20位 | 49.76% |
相手のTS%(HOME) | 20位 | 52.76% |
相手のeFG%(AWAY) | 22位 | 48.98% |
相手のTS%(AWAY) | 22位 | 52.51% |
ディフェンシブレーティング(AWAY) | 20位 | 106.24 |
アシストからの失点割合 | 19位 | 52.66% |
相手TOV率 | 21位 | 15.48% |
相手のライブTOV率 | 20位 | 8.09% |
相手のボールデッドTOV率 | 20位 | 7.39% |
3FG被決定率(HOME) | 21位 | 31.79% |
2FG被決定率(AWAY) | 24位 | 48.66% |
勝利時と敗戦時に大きく差分がみられたスタッツ
項目 | 琉球平均 | 琉球勝利平均 | 琉球敗戦平均 |
---|---|---|---|
3FGM | 8.84 | 9.25 | 7.50 |
3FGA | 26.45 | 25.84 | 28.36 |
2FGM | 21.57 | 22.61 | 18.29 |
2FGA | 41.02 | 41.43 | 39.71 |
2FG% | 52.65% | 54.66% | 46.32% |
PitP | 37.62 | 39.32 | 32.29 |
2PシュートA% | 53.76% | 54.44% | 51.62% |
3Pシュート試投割合 | 34.6% | 33.9% | 36.6% |
オフェンシブレーティング | 118.8 | 123.8 | 103.0 |
3FG%(AWAY) | 32.98% | 35.25% | 26.44% |
2FG%(AWAY) | 51.26% | 53.48% | 44.86% |
オフェンシブレーティング(AWAY) | 115.8 | 122.0 | 97.7 |
今シーズンの琉球ゴールデンキングスは、リーグ2位の攻撃効率を誇るオフェンスチームである。特にホームゲームにおいてはオフェンシブレーティングが120を超え、決定率も急上昇するなど沖縄アリーナでのゲームに無類の強さを持つ。その攻撃を支えるのは言わずと知れたオフェンスリバウンドとそこからのフリースロー獲得を含めたセカンドチャンスによるところが大きい。相手のターンオーバーを奪うチームではないにも関わらず、貫禄の攻撃成功回数はリーグ2位。
ディフェンスにおいては、ペイントエリアにおいて鉄壁のディフェンスを誇り、3ポイントを打たせ、ディフェンスリバウンドもしっかりと獲得することで相手の攻撃効率を落としている。
勝敗を分けるスタッツは、オフェンスに集中している。2ポイントの試投が減っておりペイントエリアの得点が減少、伴って3ポイントの試投が増えており決定率も減少している。「最終的に3ポイントを打たされる」という戦略を相手が取ってきた場合の対応が見所だろう。逆に言えば、オフェンスリバウンドやセカンドチャンスに大きな差が見られていないことから、相手チームのペイントエリアを攻略することが勝敗を分けるだろう
ワイルドカード : 群馬クレインサンダーズ
上位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
3FG% | 6位 | 34.77% |
3FG%(HOME) | 5位 | 34.95% |
3FG%(AWAY) | 6位 | 34.66% |
FT%(HOME) | 6位 | 76.08% |
ペリメタシュートによる得点割合 | 4位 | 9.57% |
eFG% | 5位 | 52.77% |
TS% | 6位 | 56.38% |
eFG%(HOME) | 6位 | 53.11% |
TS%(HOME) | 5位 | 57.00% |
eFG%(AWAY) | 6位 | 52.40% |
TS%(AWAY) | 6位 | 55.71% |
オフェンシブレーティング | 4位 | 114.55 |
オフェンシブレーティング(HOME) | 4位 | 115.62 |
AST/TOV | 2位 | 2.09 |
下位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
ペイントエリア得点割合 | 24位 | 38.63% |
セカンドチャンス得点割合 | 18位 | 14.8% |
速攻による得点割合 | 22位 | 10.60% |
2Pシュートによる得点割合 | 19位 | 48.20% |
ライブTOV率 | 20位 | 8.18% |
ペース | 23位 | 67.69 |
上位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
セカンドチャンス失点割合 | 4位 | 16.11% |
相手のORに対する得点 | 2位 | 1.11 |
相手の3Pシュート試投割合 | 3位 | 41.04% |
3Pシュートによる失点割合 | 2位 | 37.94% |
ディフェンスリバウンド獲得率 | 6位 | 70.92% |
相手TOV率 | 3位 | 19.05% |
相手のライブTOV率 | 4位 | 10.14% |
相手のボールデッドTOV率 | 2位 | 8.91% |
2FG被決定率(AWAY) | 6位 | 54.19% |
相手のORに対する平均失点 | 2位 | 1.11 |
下位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
相手の2Pシュート試投割合 | 22位 | 48.85% |
2Pシュート失点割合 | 23位 | 46.10% |
ペイントエリア失点割合 | 20位 | 5.59% |
相手のeFG%(HOME) | 19位 | 50.04% |
ディフェンシブレーティング | 20位 | 105.66 |
ディフェンシブレーティング(HOME) | 21位 | 102.67 |
相手の攻撃成功回数 | 24位 | 66.30 |
2FG被決定率(HOME) | 23位 | 48.95% |
勝利時と敗戦時に大きく差分がみられたスタッツ
項目 | 群馬平均 | 群馬勝利平均 | 群馬敗戦平均 |
---|---|---|---|
ディフェンシブレーティング | 105.7 | 99.0 | 118.3 |
相手の2FGM | 16.6 | 15.5 | 18.5 |
相手の2FGA | 32.4 | 32.7 | 31.8 |
2FG被決定率(AWAY) | 51.48% | 47.41% | 59.21% |
相手の2Pシュート試投割合 | 48.85% | 49.59% | 47.44% |
相手のFTポゼッション割合 | 10.1% | 9.2% | 11.8% |
2FG被決定率(AWAY) | 54.19% | 48.57% | 60.68% |
攻守ともに高い水準を維持しており、非常にバランスの良い今季の群馬クレインサンダーズ。ワイルドカードでの出場ではあるものの、オフェンシブレーティングとディフェンシブレーティングの差分を表すネットレーティングと呼ばれる指標においてはリーグ4位を記録しておりそのポテンシャルは地区上位陣と全く遜色はない。
オフェンスにおいては3Pシュートを中心にスローペースなハーフコートバスケットを展開。ペリメタシュート(ミッドレンジシュート)による得点割合の高さも特徴的である。
ディフェンス面ではインサイドを固め、相手の3ポイントを打たせる戦略を用いてリーグ5位のディフェンシブレーティングを誇っており、特にホームゲームにおけるディフェンス効率が上がる傾向にある。ディフェンスリバウンド獲得率は高いものの、セカンドチャンスによる失点の割合が高く、相手のオフェンスリバウンド1本あたりの平均失点はリーグ2番目に高いという特徴がある。これは、群馬が起用する変則的なゾーンディフェンスの影響も考えられるため、ゾーンに変える、マンツーマンに戻すなどポゼッションの判断が見どころになるだろう。
勝敗を分けるスタッツとしては、ディフェンスに関するものの相関が強い。
先に述べた、インサイドを固め、相手の3ポイントを打たせる戦略を如何に遂行し続けるかが鍵になっている。2ポイントの失点が平均より6点ほど高くフリースローのポゼッションについても8ポゼッションをめぐる攻防になるだろう。アウェーゲームにおける2ポイント被決定率の差分が12%である点にも注目したい。
ワイルドカード: シーホース三河
上位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
3FG%(AWAY) | 5位 | 34.86% |
FT% | 5位 | 74.90% |
FT%(AWAY) | 3位 | 76.57% |
2FG% | 2位 | 57.32% |
2FG%(HOME) | 2位 | 57.66% |
2FG%(AWAY) | 3位 | 57.02% |
ペイントエリア得点割合 | 4位 | 46.88% |
3Pシュート試投割合 | 4位 | 39.86% |
eFG% | 4位 | 53.38% |
TS% | 4位 | 56.75% |
eFG%(AWAY) | 4位 | 55.29% |
TS%(AWAY) | 3位 | 58.54% |
オフェンシブレーティング(AWAY) | 2位 | 116.29 |
AST/TOV | 4位 | 2.05 |
下位オフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
3FG% | 19位 | 32.13% |
HOME3FG% | 23位 | 28.74% |
2Pシュート試投割合 | 20位 | 49.60% |
ペリメタシュートによる得点割合 | 23位 | 3.35% |
ライブTOV率 | 23位 | 8.03% |
上位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
相手の3Pシュート試投割合 | 2位 | 41.45% |
ペリメタシュートによる失点割合 | 5位 | 7.27% |
3Pシュートによる失点割合 | 3位 | 37.65% |
アシストからの失点割合 | 1位 | 60.67% |
相手のボールデッドTOV率 | 5位 | 8.60% |
下位ディフェンススタッツ
項目 | リーグ順位 | スタッツ |
---|---|---|
TOVからの失点割合 | 24位 | 15.25% |
ペイントエリア失点割合 | 23位 | 40.21% |
速攻による失点割合 | 20位 | 12.55% |
相手の2Pシュート試投割合 | 21位 | 49.24% |
2Pシュート失点割合 | 20位 | 47.49% |
相手のFTポゼッション割合 | 20位 | 9.31% |
ディフェンシブレーティング(AWAY) | 21位 | 106.18 |
勝利時と敗戦時に大きく差分がみられたスタッツ
項目 | 三河平均 | 三河勝利平均 | 三河敗戦平均 |
---|---|---|---|
2FG被決定率 | 51.34% | 48.43% | 56.88% |
ペイントエリア失点 | 30.34 | 28.79 | 33.30 |
セカンドチャンスによる失点割合 | 14.7% | 13.9% | 16.1% |
ディフェンスリバウンド獲得率 | 70.0% | 72.7% | 64.9% |
ディフェンシブレーティング | 105.7 | 98.4 | 119.5 |
2FG被決定率(AWAY) | 50.68% | 48.26% | 57.66% |
3FG被決定率(AWAY) | 32.79% | 29.88% | 41.16% |
PfT失点割合 | 15.25% | 13.93% | 17.76% |
2FG% | 57.32% | 59.84% | 52.53% |
PfT得点割合 | 17.80% | 18.73% | 16.04% |
TOV率 | 15.83% | 14.82% | 17.75% |
今季のシーホース三河は、オフェンシブレーティングやディフェンシブレーティングはともに上位スタッツには含まれていないものの、どちらもリーグ7位とチャンピオンシップ基準は満たしている。バランスの良いチームであることは間違いない事実だが、興味深い傾向も見られるチームである。
オフェンスについては、3Pシュートを主体としながら、ペイントエリアからの得点割合や決定率も高い(インサイドでイージーなシュートを選択できている)上、リーグ上位とまでは行かないものの、速攻による得点の割合が9位と、ペース&スペースバスケットが完成している。3ポイント決定率についてはアウェーゲームで非常に高い傾向が見られる(ホーム23位・アウェー5位)。これは対戦相手とも関係してくるため一概には言えないが、今季はウィングアリーナ刈谷改修に伴い、ホームゲームを複数会場で行ったことも関係しているかもしれない。
ディフェンスはペイントエリアを守り3Pシュートを打たせる戦略をとっているが、難易度の高いペリメタ(ミッドレンジ)からのシュートも打たせており期待値の低いシュートで終わらせることができている。ただし相手のアシストの割合が高い(リーグ1位)ことから、ディフェンスローテーション勝負になったポゼッションにおいては決められてしまう傾向も見て取れる
勝敗に関わるスタッツとしては、ディフェンスに関するスタッツが多く見られている。打たせている3Pシュートが決められてしまう状況については戦略的なものではあるので許容できる。問題は守っているはずのインサイドでの失点、オフェンスリバウンドに関係するスタッツに差がみられている。
シーホース三河が得意とする両コーナーの選手が高めの位置に布陣する2-3ゾーンを巡る攻防が重要になるだろう。
記事の内容は2025/5/7時点
文=しんたろう 監修=バスケット・カウント