『2025年 B.LEAGUE選手研修』実施レポート 2・3年目研修
B.LEAGUEでは、社会人、プロバスケットボール選手としての自身を取り巻く環境に対する理解促進と、プロバスケットボール選手としての自覚の醸成を目的として、2016年より毎年、シーズン開幕前に新人選手と2年目・3年目選手を主な対象として、選手研修を実施しています。

講師からの様々な質問に選手たちは頭を悩ませながら、「応援される選手」について考えていきます。研修の後半では、自身の過去を振り返るモチベーショングラフを書いて、発表するワークを行いました。


山口パッツファイブ 栗原クリス選手
「自分の兄(信州ブレイブウォリアーズ・栗原ルイス選手)がバスケをやっていた影響で2、3歳からバスケを始めて、8歳から真剣に取り組み始めました。ですが、そこからは怪我が続いて大学では一度バスケットボールを辞めました。大学卒業してから、バスケットボールに関わりたいと思って、復帰してモチベーションがまた上がっています。」
広島ドラゴンフライズ 渡部琉選手
「7、8歳ころからバスケを始めて、楽しくやっていました。中学生の最後に、埼玉県選抜に初めて入ってモチベーションが上がりました。高校に入ってからは、試合に出られない期間が多くて、モチベーションがだいぶ下がりました。大学では、徐々に出られるようになり、そこからプロに入ってプレータイムをもらえるようになりました。これからは、まずは怪我をしないような選手になりたいです。あとは、地域から応援されるような選手になりたいです。」
レバンガ北海道 内藤耀悠選手
「中学生以降は、レバンガ北海道のユースが発足したので、所属してプロを目指していました。16歳ではアンダーカテゴリーの日本代表に選出されて、かなりモチベーションが上がりました。高校3年生の時に、膝を怪我してモチベーションが一度下がりましたが、18歳からプロ生活をスタートして現在までモチベーション高くやれています。
これからの目標としては、今シーズンのチャンピオンシップに必ず出場したいです。他は、22歳のころに行われるロサンゼルス2028オリンピックを目指して、代表やキャンプに呼ばれるようになりたいです。あとは、ユーロリーグでやってみたいという夢もあります。」

モチベーショングラフで振り返った自身の過去と、今後の未来の姿を踏まえて、「応援されるプロフェッショナル」への目標を各自立てて研修は締めくくられました。
「りそなグループB.LEAGUE 2025-26 SEASON」開幕まであと約2か月。選手たちの一人ひとりの活躍とキャリア形成を図り、B.LEAGUEでは今後も様々な取り組みを行ってまいります。