ASIA ALL-STARSが逆転Vでオールスター初日を飾る[B.LEAGUE ALL-STAR ASIA CROSS TOURNAMENT 2026]
特別なルールが引き出した、選手たちの「楽しむ姿」と真剣勝負の融合
1月16日、長崎・ハピネスアリーナで「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI」が開幕。オープニングを飾ったのが、「B.LEAGUE ALL-STAR ASIA CROSS TOURNAMENT 2026」だ。U24世代の日本人選手が集結する「RISING STARS」、アジア特別枠選手たちによる「ASIA ALL-STARS」に加え、今年は「B2 SELECTED」と「KYUSHU UNITED」が参戦し、熱いトーナメントバトルが開催された。
準決勝、3位決定戦の試合形式は10分間で20点先取制(ノックアウト方式)。ランニングタイム制のため、選手たちは息つく間もなくプレーを続け、スーパープレーが立て続けに飛び出した。
まず行われたKYUSHU UNITED対B2 SELECTEDでは、地元出身であるB2 SELECTED#10永野威旺(横浜EX)が存在感を発揮。いきなり3Pシュートを射抜くと#3マイケル・パーカー(愛媛)へのアシストパスを決めるなどで、好スタートを切り20-10で勝利。決勝進出を決めた。KYUSHU UNITEDは、地元・長崎の#14スタンリー・ジョンソンがボールを持つたびに大歓声となったが、勝利に導くには至らなかった。

続いて行われたASIA ALL-STARS対RISING STARSは、3Pシュートの応酬でスタート。途中から投入された#99オマール・ジャマレディン(川崎)が強烈なプレッシャーで流れを引き寄せると、終盤のターンオーバーから得点につなげ、ASIA ALL-STARSが20点ノックアウトで勝利した
迎えた決勝は、時間無制限で30点ノックアウトで行われた。B2 SELECTEDは#3マイケル・パーカー(愛媛)のプットバックで先制すると、ASIA ALL-STARSはすぐにトランジションから#99ジャマレディンがレイアップを決め返す。ここから熱戦が始まった。どちらも3Pシュートを主体にする中、B2 SELECTEDは「楽しむことと頑張る気持ちだけを意識していました」という#24トビン マーカス海舟(福井)が3Pシュートに続いて、豪快なダンクを披露。開始4分弱で16-11とリードした。
ここでタイムアウトを取ったASIA ALL-STARSの選手たちが、#5イ ヒョンジュン(長崎)発案というおもしろいオフェンスを見せる。ボールマンの周囲を味方4人で囲み、じりじりと進んでいくと#99ジャマレディンが相手の隙を見てレイアップを決めたのだ。してやられたB2 SELECTEDの#24トビンは「やられた時は、『えぇ?』という感じでした。どうしようと思っている内に2回やられちゃいました(笑) おもしろいオフェンスでした」と感想を漏らしている。
それでもB2 SELECTEDは#1中野司(福島)や#8八村阿蓮(神戸)の3Pシュートでリードを広げて29-26と勝利に近づいた。ところが、あと1点がなかなか奪えない。ASIA ALL-STARSは#1レイ・パークスジュニア(大阪)のフリースローで27点目を挙げると、最後は#2ドワイト・ラモス(北海道)がトップから3Pシュートを決めて30-27。逆転で勝利を飾った。
決勝点を奪った#2ラモスは「楽しい試合でした。最後まで接戦でしたが、最終的に勝利できてうれしかったです。アリーナに集まってくれた観客の皆さんの応援が最高でした」と地元ファンが作り出した最高の雰囲気に感謝を述べた。

うれしかったですね。リーグ戦での歓声とは、また違った感じでしたし、長崎に対しての思いだったり、自分がやってきたことは間違いじゃなかったのかなと感じられました」と応援を背に楽しむ姿を見せられたことに、晴れやかな表情を浮かべた。
