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「インフロニア B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME」真剣勝負の40分間を制したのはB.LEAGUE U18 JADE! 4Qに春田が14得点と爆発

2026.01.19

選手



互いに譲らぬ意志が激突したB.LEAGUE U18の夢舞台

1月18日、りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI 最終日。B.LEAGUE U18の各チームからB.LEAGUE NEXT STAR PROJECTのプログラムの一環として選出された選手たちが「B.LEAGUE U18 JADE」と「B.LEAGUE U18 HELIOS」に分かれ、「インフロニア B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME 2026」で熱戦を繰り広げた。
 

前日、コンテストに出場したB.LEAGUE U18 JADEの#5西村優真(北海道 U18)は「B.LEAGUE U18としては最後の舞台。絶対に勝ちたいし、バチバチやる試合を見せたいです」と語ると、B.LEAGUE U18 HELIOSの#5梶原悠真(滋賀 U18)も「絶対に負けたくない。みんなの武器を発揮し勝ちにいきます」と互いに真っ向勝負を誓っていた。
 

まずいい流れを掴んだのはHELIOS。好守を展開しターンオーバーを引き出すと#6小川莞大のフローター、#4若野瑛太の速攻と名古屋D U18コンビが連続得点。対するJADEは、#5西村がディフェンスを引き付けてキックアウトすると、#4阿部真冴橙(仙台)、#9浅井弘士郎(大阪 U18)が3Pシュートを決めてリードを許さない。このあとJADEは#12川邉蒼侑(名古屋D U18)、#9浅井が3Pシュートを沈めて引き離しにかかったが、HELIOSは#7高橋秀成(U18 川崎)の速攻、#4若野のプルアップ3Pシュートで応戦した。僅差ビハインドだったHELIOSは終了間際にチャンスを掴んで連続得点。24-21と僅差リードし第1クォーターを終えた。
 

第2クォーターに入っても見応えある攻防が続く。JADEは、#4阿部がゴールにアタックしねじ込むと、今度はHELIOS #5梶原が同じようなプレーで得点。続いてHELIOS#9安藤煌太朗は、北海道のチームメイト#5西村とマッチアップしてフェイドアウェイジャンパーを成功。歓声が上がると今度はJADEの#5西村が#9安藤のプレッシャーをかいくぐってシュートを決める。見ごたえある攻防が続き、HELIOSの41-40でハーフタイムを迎えた。
 

JADEは#4阿部が11得点を挙げてけん引。#5西村が5アシストとチャンスを作った。一方、HELIOSは「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025」で大会最多タイとなる8本の3Pシュートを決めている#4若野、#5梶原がシュート力を見せて、それぞれ11得点とチームを引っ張った。チームとしてはJADEが9本成功、HELIOSが5本成功と3Pシュートが目立った前半となった。

第4クォーター、ついに試合が動いた

 

第3クォーター前半は互いの好守が目立つ展開となった。その中で、JADEは#4阿部が巧みなステップを見せて着実につなげて逆転。5点リードを作ったものの、HELIOSは#12長嶺充来(琉球 U18)の3Pシュートから流れを掴む。#4若野がレイアップ、ブザービーターとなるプルアップ3Pシュートと連続して決めて56-55でクォーターを終えた。
 

ところが勝負の第4クォーター序盤に流れを掴んだのはJADE。#11春田結斗(名古屋D U18)の3Pシュートに続いて、#5西村の連続レイアップで6点リードを作った。引き離されたくないHELIOSは#10小松亮太(秋田 U18)の3Pシュートをきっかけに点を重ね、残り7分で62-62と追いついた。ここでタイムアウトを取ったJADEは「ディフェンス強度を再び上げて走ろう」(#4阿部)と声掛け。するとタイムアウト明け1分半で#11春田がさらに2本の3Pシュートを成功。さらに#9浅井がレイアップを沈め、72-62とこの試合最大のリードを作った。

巻き返したいHELIOSは、#7高橋がファストブレークから空中で持ち手を変えるという高難度のレイアップを成功。さらに時間をかけずに攻めていったが、JADEはゾーンとマンツーマンを織り交ぜたディフェンスでアクセントを加えて追い上げを絶ち85-70で勝利。40分間にピリオドを打った。
 

第4クォーターだけで14得点(試合トータルで17得点)を挙げ、追いつかれてから3本の3Pシュートを射抜いたJADEの#11春田は「前半はすごくタッチが悪かったのですが、(最後は)気持ちよく打つことができ良かったです」と最高の笑顔を披露。名古屋 U18のチームメイトの活躍を許したHELIOSのキャプテン、#4若野は「本当に悔しかったです!!」と切り出すと「結斗(春田)もトップチームも経験し、この1年ですごく成長したと感じていましたが、いいところを持っていかれて、やられたって感じです(笑)」と悔しさを滲ませつつも、誇らしげに仲間の躍進を称えた。

結果以上に印象的だったのが、40分間“真剣勝負”を繰り広げたことだ。勝利したJADEのキャプテン#4阿部が「しっかりバチバチでやれましたし、楽しめました」と充実感を漂わせると、HELIOSのキャプテン#4若野は「負けてしまったのは悔いが残りますが、“高校生らしくガチでやる”というテーマどおりのバスケを、観客の皆さんに見せられたと思います」と胸を張った。
 

試合後のオンコートインタビュー、HELIOS#4若野は素晴らしい舞台でプレーできたことに対して感謝を述べると、「今度はトップチームの選手としてこの舞台に戻ってきたい」と宣言した。本ゲームの出場選手では#4若野が名古屋Dで、#4阿部が仙台で、#5西村が北海道でそれぞれU22枠*で契約することがすでに発表されている。そのほかの選手たちも大学を経由するなどで、B.LEAGUEに入るという選手も出てくるだろう。ここで濃密な40分間を演じた選手たちが、再び夢の舞台に戻ってくる。早くもその時が訪れることが楽しみでならない。

*=Bクラブは、リーグ登録上限数に加え、シーズン中にU22枠選手を2名までBリーグ登録することができる

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