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2025.06.09

宇都宮ブレックス、BCLアジアは黒星発進…フィリピンのチームに11点差で敗戦

  • バスケットボールキング

 6月7日、ドバイでFIBA主催「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)2025」が開幕。大会2日目には「りそなグループB.LEAGUE 2024-25 シーズン」年間チャンピオンとして参戦する宇都宮ブレックスが登場し、メラルコ・ボルツ(フィリピン)とのグループフェーズ初戦に臨んだ。

 宇都宮はギャビン・エドワーズ、グラント・ジェレットがコンディション不良のため大会を欠場。D.J・ニュービル、遠藤祐亮、比江島慎、アイザック・フォトゥ、竹内公輔が先発に名を連ねた。

 序盤から点の取り合いとなった第1クォーターは、1点リードで迎えた開始4分11秒からニュービル、比江島が連続で3ポイントシュートを成功。点差を7点に広げたものの、直後に0-6のランを許すと、残り1分45秒を最後に得点を奪えず、2点のビハインドを背負った。

 第2クォーターはフォトゥを中心に食らいついたが、残り2分54秒に2ケタ点差に広げられる展開。一挙30得点を与え、38-50と12点ビハインドで試合を折り返した。

 第3クォーターは開始1分52秒から遠藤、比江島が連続で得点を挙げれば、短期契約で加入したフィン・ディレイニーも加勢。1ケタ点差に詰め寄る時間帯があり、終盤には比江島が2本の3ポイントを沈めたが、点差は変わらなかった。

 0-5のランで始まった第4クォーターは、試合終了残り4分41秒の時点で20点ビハインド。終盤に小川敦也、ディレイニー、竹内、高島紳司の得点で10点差まで詰め寄ったものの、最終スコア86-97で敗れた。

 ロスター入りした12人全員が出場した宇都宮は、フォトゥが20得点6リバウンド、ディレイニーが14得点6リバウンド、ニュービルが13得点5リバウンド8アシスト、比江島が11得点4アシスト、竹内が9得点9リバウンドをマーク。3ポイントは41本中13本と、成功率31.7パーセントにとどまった。

 なお、グループフェーズ最終戦の相手は前回大会準優勝のシャバブ・アル・アハリ(アラブ首長国連邦)。試合は日本時間9日23時から行われる。

■試合結果
メラルコ・ボルツ 97-86 宇都宮ブレックス
MRB|20|30|27|20|=97
UBX|18|20|27|21|=86

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