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2025.06.27

B2神戸の中西良太が引退を発表「14年間という長いようであっという間の時間」

  • バスケットボールキング

 6月27日、B2の神戸ストークスは、中西良太が2024-25シーズン限りで現役引退することを発表した。引退後は同クラブグループで「神戸ストークス クラブ エバンジェリスト」に就任し、これまで築いてきた地域とのつながりや経験を生かして、クラブと社会をつなぐ活動に携わるという。

 兵庫県出身で現在36歳の中西は、202センチ110キロの体格を誇るパワーフォワード。2011-12シーズンにTGI・Dライズ(NBDL)でキャリアをスタートし、2012年に地元である兵庫ストークス(現神戸)に入団。その後は熊本ヴォルターズ、佐賀バルーナーズでプレーし、2021年から古巣の西宮ストークス(現神戸)に復帰した。今シーズンはB2リーグ戦で48試合に出場し、1試合平均2.5得点2.1リバウンドを記録した。B2レギュラーシーズン通算では、433試合出場、3398得点、1713リバウンド、402アシスト、177ブロックの記録を残した。

 中西は今回の引退発表に際し、クラブ公式サイトを通じて「この度、プロバスケットボール選手としての現役生活に区切りをつけ、引退する決断をいたしました。14年間という長いようであっという間の時間の中で、数えきれないほどの経験と学び、そして何よりも多くの方々との出会いに恵まれました。ここまで続けてこられたのは、いつも温かく支えてくださったブースターの皆さま、チームメート、指導者の方々、そしてなにより家族のおかげです。心から感謝申し上げます」と、14年間のプロ生活を振り返り、感謝の言葉を伝えた。

 また、今後のセカンドキャリアについては、「これからの人生は、また新しいステージになりますが、バスケットボールを通して得たすべてを次に活かしていきたいと思っています。今後とも、どうか温かく見守っていただければ幸いです」と綴った。

【動画】地元への思いを語った中西良太