アジアナンバー1クラブを決める『BCL Asia』の出場チーム選考規定が変更、Bリーグチャンピオンから『EASL』最上位チームへ

今季出場権があるのは宇都宮、A東京、琉球のみ

Bリーグは12月15日、FIBA（国際バスケットボール連盟）より『東アジアスーパーリーグ（以下、EASL）』が『FIBAバスケットボールチャンピオンズリーグアジア（以下、BCL Asia）』の予選を兼ねる大会になるという通達を受けたと発表した。今回の発表によりEASLの大会としての価値が大きく変わることとなった。

優勝チームにはクラブ世界一を決める『FIBAインターコンチネンタルカップ』の出場権が与えられる大会であるBCL Asia。同大会の出場権はこれまでBリーグの年間チャンピオンに付与されていたが、今回のFIBAからの通達によりEASLで最も上位に入ったクラブへと変更される。これによって、今シーズンのBCL Asia出場クラブはEASLに参戦している宇都宮ブレックス、アルバルク東京、琉球ゴールデンキングスの3クラブに絞られる形となった。

Bリーグはこの変更のメリットとして「出場クラブの決定が前倒しになるため当該クラブの準備期間が十分に確保され、チーム体制の準備のみならず旅程手配や制作物などのコスト面でも従来の課題を是正することが期待されます」と説明している。

宇都宮、A東京、琉球は現在EASLのグループステージを戦っており、3クラブともに12月17日に第3戦を戦う予定となっている。