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2026.10.09

A東京・平岩玄がキャリアハイのパフォーマンス…オルブリッチ欠く窮地を救い勝利に導く

  • バスケットボールキング

 10月8日、TOYOTA ARENA TOKYOで「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 B.LEAGUE PREMIER リーグ戦」が行われ、アルバルク東京が佐賀バルーナーズに90-74で快勝。今シーズンの成績を4勝1敗とした。好調な滑り出しを見せていた新戦力のラクラン・オルブリッチが左脚負傷によりインジュアリーリスト入りし、インサイド陣に大きな痛手を負ったA東京だったが、その窮地を救ったのが平岩玄だ。リバウンドでキャリアハイを更新、出場時間と得点で今シーズンで最多のスタッツを残し、チームを勝利に導いた。

 試合は第1クォーターからA東京が主導権を握る。ディー・ジェイ・ホグやキヨンテ・ジョンソンのペイントアタック、安藤周人の3ポイントシュートなどで一気に抜け出し、29-15と14点のリードを奪う。第2クォーターは佐賀のナシール・リトルやデイビッド・ダジンスキーに反撃を許したものの、交代出場した平岩が泥臭くリバウンドをもぎ取り、セカンドチャンスを演出して相手に主導権を渡さない。後半に入っても崩れることなく安定したゲーム運びを披露し、最終第4クォーターはフル出場を果たした平岩がゴール下で着実に得点を重ねて佐賀を突き放した。

 この試合で存在感を発揮したのが平岩だった。21分52秒のプレータイムでフィールドゴール4本をすべて沈め(成功率100.0パーセント)、8得点10リバウンド(オフェンスリバウンド3本)1アシストをマーク。特にリバウンドに関しては、平岩の真骨頂ともいえる“さぼらない”体を張ったポジショニングで自身の記録を更新するパフォーマンスを見せた。

 2018-19シーズンからA東京に在籍し、これまで長く控えとしてベンチからチームを支え続けてきた平岩。外国籍選手がひしめき、なかなかプレータイムがもらえない日本人ビッグマンが多い中、オルブリッチの離脱というチームの危機において抜群の存在感を発揮した。与えられた役割を全うするだけでなく、自らチームをけん引する立場へとステップアップを遂げたことを強く印象づける一戦となった。

 試合後、平岩はクラブの公式サイトを通じてコメントを発表。離脱した離脱したオルブリッチに触れ「数字以上に、ラッキー(オルブリッチ)がいない中で同じことはできないですけど、同じポジションの選手として、自分がどうステップアップできるかということがチームにとって大事だと思っています。こうして結果を残せたことは良かったです」とコメント。キャリアハイとなる10リバウンドの活躍については「前回は9で(笹倉)怜寿(元A東京、現熊本ヴォルターズ)から『10リバウンド取れないのがお前らしい』と連絡が来ていたんですけど(笑)、今日はライアン(ロシター)が最後譲ってくれました」と笑顔を見せた。さらに、急遽プレータイムが増加した中での準備について「毎日ウエイトトレーニングをやって意識して取り組んでいます。急にプレータイムが増えてもへたらない体づくりや積み重ねがつながっていると思います」と手応えを口にした。

平岩がゲームのMVPを獲得 [写真]=B.LEAGUE

 A東京は平岩のほか、ホグがチーム最多の26得点7リバウンド4アシスト、ジョンソンが22得点、ライアン・ロシターが12リバウンド4アシストを挙げて快勝を後押しした。

■試合結果
アルバルク東京 90-74 佐賀バルーナーズ
A東京|29|15|22|24|=90
佐 賀|15|19|22|18|=74

【動画】A東京の平岩が活躍した佐賀戦ハイライト映像