熊本ヴォルターズの遠山向人HCが不適切な叱責および暴言…パワハラ認定、2カ月間の業務停止など処分決定

熊本ヴォルターズは10月26日、遠山向人ヘッドコーチへの処分を発表した。
クラブの発表によると、9月27日の試合後、遠山HCがロッカールームで所属選手1人へ不適切な叱責および暴言。30日にチーム運営スタッフで事案を把握し、その場に同席していた関係者への聞き取り、事実確認を開始した。
10月5日に湯之上聡代表取締役社長へ聞き取り結果を報告。クラブのコンプライアンス担当部門による調査、対応方針の検討を開始し、翌6日に外部専門家を交えたコンプライアンス委員会を設置した。
6日から17日にかけてコンプライアンス委員会が事実関係の調査を実施。他のBリーグクラブによる発生事例を参考に、慎重に対応の検討を進めた。そして、18日に「指導者と選手という立場の違いや発言の内容、選手への影響などを総合的に判断し、当該言動は指導の範囲を逸脱し、選手に精神的苦痛を与えるパワーハラスメントに該当する行為である」との審査結果を受け、パワーハラスメントに該当する行為があったと認定した。
遠山HCへの処分は3つ。10月20日から12月19日にかけて2カ月間の業務停止、2カ月間の報酬100パーセント返納、業務停止期間中にクラブ指定の外部専門機関によるハラスメント防止、アンガーマネジメント、指導法改善に関する研修の受講で、チームの指揮、直接指導、練習参加、公式戦帯同などの現場業務のほか、ミーティングへの参加や選手やスタッフへの直接連絡および指導も停止となった。また、湯之上代表取締役社長および七川竜寛ゼネラルマネージャーに対し、2カ月間の報酬30パーセント返納も決定した。
クラブは再発防止に向けた取り組みとして「今回の事態を当該ヘッドコーチ個人の問題にとどめず、組織全体の課題として受け止めております。選手が安心して競技に取り組むことができる環境を整えるため、被害を受けた選手への継続的な支援を行うとともに、指導者への研修、相談体制の整備、クラブの管理・監督体制の見直しなど、再発防止に向けた取り組みを進めてまいります」と表明。最後に次のように謝罪した。
「プロスポーツクラブとして、選手一人ひとりの人格と尊厳を尊重し、安心して競技に取り組める環境を整えることは、クラブの重要な責務です。今回、このような事態を招いたことを深く反省するとともに、クラブ・チームの管理・監督体制を改めて見直し、組織全体で再発防止に取り組み、失われた信頼を取り戻してまいります。改めまして、被害を受けた選手をはじめ、関係する皆さまに深くお詫び申し上げます」
なお、遠山HCの業務停止期間中は、比留木謙司アシスタントコーチがHC代行を務める。
Cookieについて
このサイトでは、サービスの運営に不可欠な Cookie を使用します。また、利用状況の分析や広告配信のために Cookie を使用することがあります。
『同意する』をクリックすると、これら全ての Cookie の使用に同意したことになります。
拒否される場合は『同意しない』を選択してください(この場合でも基本機能に必要な Cookie は使用されます)。
Cookieの詳細