千葉J vs SR渋谷|千葉Jはインサイド陣、SR渋谷はガード陣の活躍が重要
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第3節
千葉ジェッツ vs サンロッカーズ渋谷
2021−22シーズンの最終節、サンロッカーズ渋谷は千葉ジェッツとの最後までもつれた試合を落とし、チャンピオンシップ進出を逃した。あれから約5カ月、新たなシーズンを迎え、両軍が再び船橋アリーナで激突する。
前節、千葉Jは敵地でアルバルク東京と対戦した。GAME1は第1クォーターで背負った2ケタビハインドを最後まで覆せず78−66で敗戦。リバウンドでも20本の差をつけられた。しかし、GAME2ではリベンジに成功。第2クォーターを11−27とすると、クリストファー・スミスの22得点の活躍もあり、5点差で逃げきった。
SR渋谷も、前節は1勝1敗。秋田ノーザンハピネッツとの初戦は、スタートダッシュに成功して前半だけで21点リードを得ると、81−70で勝利した。だが、GAME2は終始追いかける展開。前日無得点だった田口成浩に15得点を許すなどで、失点は95点にまで及んだ。
本拠地に戻る千葉Jとしては、インサイドの攻防で主導権を握れるか。前節のA東京戦では第2戦のリバウンド数では互角に持ち込んだものの、2戦を通じてペイントエリア内からの得点が下回った。ギャビン・エドワーズとジョン・ムーニーだけでなく、まだ今シーズンホームコートに立てていないラシード ファラーズの活躍にも期待だ。
対するSR渋谷はディフェンスに不安が残るも、今節は小島元基が加わったガード陣が存在感を示して主導権を握りたい。関野剛平と渡辺竜之佑は富樫勇樹に執拗なマークをし続け、小島、ベンドラメ礼生は持ち味の得点力を発揮して勝利をつかめるか。
文=小沼克年
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