茨城vs宇都宮｜ともに立て直したい北関東ダービー、茨城はアグレッシブに攻めたい
Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第13節
茨城ロボッツ vs 宇都宮ブレックス
上位チームの壁を崩しきれずにいる茨城ロボッツは、前節の千葉ジェッツ戦ではGAME1が13点差、GAME2は5点差で敗戦。チャンスはありながらもつかめなかったが、千葉Jを2戦とも80点台前半に抑えたことは、自信を持って良い。勝負どころのミスを減らすことができれば勝率も上がっていくだろう。
宇都宮ブレックスも、なかなか本調子を取り戻せていない。オフェンスは不振ながらもディフェンスでは粘れていたが、前節の川崎ブレイブサンダースとのGAME1は今シーズン最多の97失点。GAME2はディフェンスを締め直し、前半に22点しか許さなかったにもかかわらず、後半48失点と崩れて無念の逆転負けとなった。
またも黒星が先行してしまったが、GAME1ではグラント・ジェレットが28得点11リバウンドの活躍を見せた。比江島慎が第11節以降欠場しているということもあり、ジェレットの持ち味を生かした戦い方を1日も早く確立したいところだ。
宇都宮はこのところ、相手にフリースローを20本前後与える試合が多い。成功率でリーグ5位につけている茨城としては、そこを確実に突きたい。トランジションオフェンスとペイントアタックで宇都宮を慌てさせることができれば勝機は広がる。
文＝吉川哲彦
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