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B.MAGAZINE

新潟vs三河|戦力が整ってきた新潟、攻撃力アップへコーバーンが存在感を示せるか

2023.03.15

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第24節

新潟アルビレックスBB vs シーホース三河

 今節のシティホールプラザアオーレ長岡では、新潟アルビレックスBBとシーホース三河によるレギュラーシーズン最後の対決が開催。今シーズンは三河が2勝1敗で勝ち越しているため、新潟としては一層負けなれない戦いだ。

 前節の新潟は、アウェーで川崎ブレイブサンダースと対戦。試合は第1クォーターから9点リードを奪われると、第3クォーターでも突き放されて65-83で敗れた。しかし、新戦力のパク ジェヒョンとケガから復帰したロスコ・アレンがそろって先発出場を果たすと、ポイントガードのジェヒョンが4アシストを挙げれば、アレンは両チーム最多の20得点をマーク。杉本天昇も1月29日以来となる復帰を果たし、収穫のある一戦だったと言えるだろう。

 今節の三河戦ではチームディフェンスの修正も重要だが、攻撃力アップへは川崎戦で8得点にとどまったコフィ・コーバーンの奮起に期待。整ってきた戦力をまとまるジェヒョン、澁田怜音のゲームメークもポイントになりそうだ。

 一方の三河は、前節は本拠地で黒星。10月までチームの一員だったカイル・オクインに13得点16リバウンドの活躍を許し、三遠ネオフェニックスに敗戦した。クインシー・ミラーが11リバウンドを挙げたものの、合計で30リバウンドにとどまり、三遠には47本のリバウンドを取られてしまった。

 新潟戦ではリバウンドの意識を一層高めなければならない。まずはシェーファーアヴィ幸樹を中心にディフェンスリバウンドを確実に拾い、失点を減らすことが重要。4戦目で初対決となるアレンには、誰をマークにつけるかも注目したい。

文=小沼克年

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