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B.MAGAZINE

北海道vs茨城|北海道にとってラストチャンスのホーム4連戦…寺園脩斗の活躍は不可欠

2023.04.21

見どころ・レポート

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第34節

レバンガ北海道 vs 茨城ロボッツ

 3連勝のあとに3連敗を喫し、東地区最下位脱出になかなか手が届かないレバンガ北海道。前節の宇都宮ブレックス戦は、第1クォーターがわずか4得点とスタートダッシュに失敗したが、第2クォーターにブロック・モータムの連続得点などで盛り返し、前半は1点ビハインドだった。しかし、後半に入ると再びオフェンスが沈黙。前々節GAME2に記録した今シーズン最少得点をさらに1点下回る53得点で4連敗となった。

 同じ東地区で6位の茨城ロボッツも、前節の千葉ジェッツ戦は前半に23得点しか奪えなかった。19点ビハインドで折り返すと、後半の20分間は42-34と上回って点差を詰めることができたものの、3試合続けて90点以上をマークしていたオフェンスが千葉Jには通用せず、65得点に封じられて敗れた。東地区最下位の北海道とはまだ3ゲーム差あるが、今節に連敗すれば1ゲーム差まで迫られるとあって、危機感が募る。

 そして、北海道は次節にも地区7位の仙台89ERS戦が控えており、ホームで戦うこの4試合が最下位脱出のラストチャンス。まずは、4連敗中の最多得点が71点というオフェンス面の立て直しが必須となる。前節の敗戦は、4月に入って好調だった寺園脩斗が無得点に終わったのも一因。ショーン・ロングや中野司を相手の警戒から解放する意味でも、ドライブでディフェンスを切り裂ける寺園の活躍が求められる。ディフェンス面では、フリースロー成功率の高い茨城に対して不用意なファウルを避けたい。

文=吉川哲彦

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