FIBA Intercontinental Cup 宇都宮ブレックス vs アル・アハリSC

9月20日、シンガポールのシンガポール・インドア・スタジアムにて、FIBAインターコンチネンタル・カップのグループ戦が行われ、グループAの宇都宮ブレックスがアル・アハリSC(リビヤ)と対戦した。
アル・アハリSCはNBAとFIBAが共催するバスケットボール・アフリカ・リーグを制したチームとして同大会に出場。両チームともグループ初戦でウニカハ(スペイン)に敗れており、勝者が3位決定戦に進む重要な一戦だ。
宇都宮は#6 比江島慎、#12 高島紳司、#25 D.J・ニュービル、#33 ギャビン・エドワーズ、#34 グラント・ジェレットが、アル・アハリSCは、#4 Makur Maker、#5 Jean-Jacques Boissy、#7 Naseim Badrush、#23 Ivan Almeida、#28 Ismael Romeroが先発メンバーに名を連ねた。

強みである3Pシュートを武器に攻める宇都宮に対して、アル・アハリSCは高さを利用し、#4 Makerと#28 Romeroが第1クォーターに合わせて17得点とインサイドを支配した。オフェンスリバウンド5本からセカンドチャンス9得点と、リバウンド面でもアル・アハリSCの高さが光り、宇都宮は14-21と7点ビハインドで第1クォーターを終えた。

最大10点差まで開けられた宇都宮だが、そこから#25 ニュービルの活躍を中心に連続14得点で逆転に成功。一時はリードを許すものの再び逆転し、宇都宮が36-35と1点リードした状態でハーフタイムを迎えた。#25 ニュービルは前半フィールドゴール5本、フリースロー2本を全て決めて15得点をマークした。
後半開始から先手を打ったのはアル・アハリSC。早々に6点リードを許した宇都宮だったが、その後はお互い点を取り合う形となり、59-62と3点リードされた状態で最終クォーターに突入した。

第4クォーターはこれまで大人しかったアル・アハリSCの#23 Almeidaが得点を重ね始めたのに対して、宇都宮は#34 ジェレットが調子を上げ始める。最後まで粘りを見せ続けたものの、最終的にリバウンドで25-50と圧倒され、78-87での敗戦となった。

アル・アハリSCは#28 Romeroが21得点、15リバウンド、#4 Makerと#14 Marcos Knightがそれぞれ20得点、#23 Alemidaが13得点、9リバウンドをマークし、3位決定戦の出場を決めた。

一方、宇都宮は#25 ニュービルが28得点、5リバウンド、7アシスト、#6 比江島が15得点、4リバウンド、#34 ジェレットが13得点、6リバウンドを記録したが、グループ戦2連敗となった。21日14:00TIPOFF(日本時間)の5位決定戦ではオセアニア地域代表のイラワラ・ホークス(オーストラリア)と対戦する。
ライブ配信スケジュール
※試合時間は変更になる可能性があります※時刻は日本時間
9月21日(日)14:00 TIPOFF 5位決定戦(宇都宮ブレックス vs イラワラ・ホークス)
配信URLはこちら
詳細
FIBAインターコンチネンタルカップ2025特設サイト(B.LEAGUE公式サイト内)
FIBA インターコンチネンタルカップ公式サイト