FIBA Intercontinental Cup 宇都宮ブレックス vs イラワラ

9月21日、シンガポールのシンガポール・インドア・スタジアムにて、FIBAインターコンチネンタル・カップの5位決定戦が行われ、グループA3位の宇都宮ブレックスがグループB3位のイラワラ・ホークス(オーストラリア)と対戦した。
イラワラはオーストラリアのNBLを制し、オセアニア代表チームとして同大会に参戦。両チームとも前日の試合から24時間経たないうちの試合ということもあり、宇都宮はグラント・ジェレットを、イラワラはジャベール・マギーとそれぞれ主力を休ませる格好となった。

宇都宮は#6 比江島慎、#10 竹内公輔、#12 高島紳司、#25 D.J・ニュービル、#33 ギャビン・エドワーズが、イラワラは、#9 Wani Lodu Swaka Lo Buluk、#14 Biwali Bayles、#22 Mason Peatling、#31 Harry Froling、#55 JAQuori McLaughlinが先発メンバーに名を連ねた。

#33 エドワーズのオフェンシブリバウンドからの得点、#6 比江島と#25 ニュービルの3Pシュートなどで得点を重ねた宇都宮だったものの、イラワラも3Pシュートやターンオーバーからの得点を軸に攻め続けた。宇都宮は第1Qから14-26と二桁点差をつけてのスタートとなった。

第2Qに入ってからもイラワラの勢いは止まらない。宇都宮の得点が停滞するなか、リバウンドと速攻を武器にイラワラがリードを広げた。ペイント内での得点を6-34と圧倒された宇都宮は27-52のスコアでハーフタイムを迎えた。

後半は立ち上がりから#10 竹内と#6 比江島が3Pを決めリードを削る。相手が立て直した後もくらいつき、第3Q終盤にはU22枠で契約している#15 石川裕大が3Pを決める。

42-72の30点差で迎えた最終クォーター、若手の多いラインナップを起用した宇都宮は#15 石川と#17 星川開聖の20歳コンビが躍動。2人を中心に積極的な攻めを見せた宇都宮は、同クォーターを27-21のスコアで上回り、最終スコア69-93と敗れながらも最後まで粘りを見せた。

大会3連敗で6位フィニッシュとなった宇都宮は、#15 石川が3P5本成功の15得点、#9 遠藤祐亮が9得点、3リバウンド、#6 比江島と#17 星川がそれぞれ8得点をマーク。
最後の順位決定戦で初勝利を挙げたイラワラは#55 McLaughlinが15得点、#31 Frolingが14得点、7リバウンド、#19 Luca Yatesが13得点、9リバウンド、#10 Kobe McDowell-Whiteが12得点、3リバウンドを記録し、大会を5位で終えた。