強豪に大敗もB.LEAGUE UNITEDが見せた挑む姿勢[B.LEAGUE UNITED豪州遠征]
強度の高いディフェンスに苦戦も
徐々に本来のプレーも披露
若手有望株によるB.LEAGUE UNITEDは、NBL(National Basketball League)の強豪に対してどんなバスケを見せるか? 「2030年までにNBA選手を5人輩出する」というB.LEAGUEの目標実現に向けての強化第2弾となるオーストラリア遠征。8月6日、B.LEAGUE UNITEDはSouth East Melbourne Phoenixと対戦した。
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— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) August 6, 2026
オーストラリアに来て初めての試合🇦🇺
サウスイーストメルボルン・フェニックスとの対戦でした🏀
試合映像のハイライトはB.LEAGUE国際版Instagramでも公開中📱
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2018年創設のフェニックスは、昨季、飛躍のシーズンとなった。フィジカルで強度の高いディフェンスとリバウンドをベースに、アップテンポなゲームを展開し、オフェンスリバウンド獲得率1位、トランジションからの3Pシュート試投数1位というスタッツをマーク。22勝11敗でレギュラーシーズン3位となりプレーオフに進んだものの、セミファイナルでは1勝2敗で敗れ、ファイナル進出はならなかったが、NBL屈指の強豪である。
B.LEAGUE UNITEDは、#6中村拓人(群馬)、#11新井楽人(横浜BC)、#14湧川颯斗(三遠)、#32田中流嘉州(長崎)、#42渡邉伶音(A千葉)という5選手でスタート。先制したのはB.LEAGUE UNITEDだった。互いにハードなディフェンスを展開する中、#11新井がファウルをもらって得点。ところが、Phoenixは早速トランジションからの得点力を発揮した。#1Kingsley Box、#12Jordan Hunterが3Pシュートを射抜くと、ディフェンスが広がったところを見て今度はインサイドで加点。開始3分で1-10とリードされた。
ダミアン・コッターHCはここでタイムアウトを取ると、#2伊久江ロイ英輝(川崎)、#13岡田大河を投入。しかし、相手の勢いは衰えない。素早いパスムーブでオープンを作ると#3Angus Glover、#9Daniel Titusが3Pシュートを射抜き、リードを拡大した。苦しい時間が続いたB.LEAGUE UNITEDは、残り2分を切ってから良いシーンを作った。#6中村が仕掛けてディフェンスを引き付け#2伊久江のダンクを演出すると、#42渡邉がフローターで、#2伊久江が3Pシュートで加点。それでも、3Pシュートを9本中6本決められたこともあって13-34という1Qになった。
洗礼を浴びた形の立ち上がりだったが、2Qに入ると相手のフィジカルに慣れてきたことに加え、コッターHCが語る「素早くプレーし、ボールをシェアする」スタイルが徐々に機能し始める。開始30秒、#6中村のパスから、#7西部秀馬(京都)が3Pシュートを射抜くと、速い展開から#42渡邉がシュートを成功。#14湧川がフェイドアウェイ・ジャンパー、#7西部がもう1本3Pシュートを決めるなど、シュート成功率が上昇。開始5分で14-11と互角の競り合いを披露した。しかし、相手のディフェンス強度が上がったクォーター後半、ターンオーバーが続いて連続失点。#14湧川の3Pシュート、#11新井のフリースローで加点したものの、33-62でハーフタイムを迎えた。B.LEAGUE UNITEDは前半、FG成功率が40.62%(13/32)、3Pシュート成功率が23.08%(3/13)を記録。リバウンド争いでは15-27と劣勢になり、ターンオーバーが11本と増えてしまった(Phoenixは4本)。
「結果に関わらずプロセスに集中する」
求められる逆境への対応力
大会前、コッターHCはチームの心構えについて「彼らはB.LEAGUEを代表していますが、それを超えて日本を代表しているのです。結果に関わらず、私たちはプロセス(過程)に集中しなければなりません。それが、この若い選手たちが成長するための唯一の方法なのです」と語っていた。 前半で大差をつけられる展開にはなったが、現地オーストラリアの解説陣も「スコアは開いているが、選手たちはシステムを遂行しようと懸命に正しいバスケをしている」と、決して下を向かずに立ち向かう姿勢を評価していた。
仕切り直しの後半、積極的に仕掛けるB.LEAGUE UNITEDだが、相手のプレッシャーに苦しむ。身長もさることながら長い腕でパスをディフレクションされ、ファストブレイクから得点を許した。オフェンスでは#6中村、#14湧川が3Pシュートを射抜いたものの、3Q開始5分の得点はこれだけに。その後、#28長谷川比源(横浜EX)が3ポイントプレー、#2伊久江がポストプレーからジャンパーを成功と個々に良いオフェンスも出たものの、44-82で3Qを終えた。
意地を見せたいB.LEAGUE UNITEDは4Q序盤、#14湧川がドライブからバックボードを生かして得点。続いて#6中村もレイアップで技ありショットを披露し、会場を沸かせる。さらに#2伊久江はジャンプストップから決めるなど複数得点すると、ディフェンスでは相手の速攻でブロックを披露するなど良いシーンを作った。その後、#11新井は連続してジャンパーを決めると、プレッシャーの中でも打ち切る自信を見せて3Pシュートの際にファウルを受けて加点。B.LEAGUE UNITEDのスコアを伸ばしたものの、60-113と大差で敗れた。
B.LEAGUE UNITEDはFG成功率が36.36%(24/66)、3Pシュート成功率が20.00%(5/25)を記録。リバウンドは20本差の32本となり、ターンオーバーは20本と増えてしまった(Phoenixは11本)。個人としては終盤に得点を重ねた#11新井がチームトップの12得点。さらに#2伊久江、#14湧川が10得点をマークした。 悔しい敗戦となった第1戦であるものの、コッターHCは大会前に「プロバスケットボールで長くキャリアを積みたいのであれば、精神的な回復力(メンタル・レジリエンス)を持ち、逆境に対処できるようにならなければならない。それこそが今回の遠征の目的なのです」とも語っている。ここで下を向くことなく、NBL特有のフィジカルと激しいプレッシャーという逆境から何を学び、チームとしてどう立ち直っていくか。8月9日に行われるMelbourne Unitedとの第2戦での巻き返しに期待したい。
B.LEAGUE UNITEDオーストラリア遠征 概要
日程:2026年8月2日(日) ~ 8月10日(月)
遠征先:オーストラリア・メルボルン
会場:State Basketball Centre / Courtside Melbourne ほか
特設サイト:https://www.bleague.jp/united/2026/
試合情報
《GAME1》
日程:8月6日(木)19:00 TIPOFF(日本時間18:00)
結果:B.LEAGUE UNITED ●60(13-34/20-28/11-20/16-31)113◯ South East Melbourne Phoenix
会場:State Basketball Centre
バスケットLIVE配信URL:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/108978
《GAME2》
日程:8月9日(日)14:00 TIPOFF(日本時間13:00)
対戦:Melbourne United(メルボルン・ユナイテッド)
会場:Courtside Melbourne
バスケットLIVE配信URL:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/108979
※無観客開催のため、一般向けのチケット販売なし。
※配信時間・内容は予告なく変更となる場合あり。詳細は「バスケットLIVE」公式サイトおよび特設ページ(https://www.bleague.jp/united/2026/)をご確認を
B.LEAGUE UNITED 参加メンバー
※所属クラブはりそなグループB.LEAGUE 2026-27 SEASONの所属先。
※年齢は2026年8月4日時点。
#2 伊久江 ロイ 英輝 (川崎ブレイブサンダース / PF / 201cm / 21歳)
#6 中村 拓人 ★ (群馬クレインサンダーズ / PG / 184cm / 25歳)
#7 西部 秀馬 (京都ハンナリーズ / SG・SF / 189cm / 23歳)
#11 新井 楽人 (横浜ビー・コルセアーズ / SG / 190cm / 22歳)
#12 若野 瑛太 (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ / SG / 186cm / 19歳)
#13 岡田 大河 (― / PG / 174cm / 22歳)
#14 湧川 颯斗 (三遠ネオフェニックス / SG / 197cm / 22歳)
#28 長谷川 比源 (横浜エクセレンス / PF / 202cm / 21歳)
#32 田中 流嘉州 (長崎ヴェルカ / SF・PF / 194cm / 22歳)
#42 渡邉 伶音 (アルティーリ千葉 / PF / 206cm / 20歳)
★=キャプテン
B.LEAGUE公式Xでは、B.LEAGUE UNITEDメンバーの遠征中の様子を、不定期で発信中。こちらもあわせてご覧ください!
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初めて一緒のチームでプレーする選手も多く、コミュニケーションを取りながら良いスタートを切りました🙌🏀
⛹️練習
🍴ごはん#bleagueUnited #bleague #Bリーグ pic.twitter.com/b5TwR0aPQL

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