8月18日、B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィング
8月18日(火)のB.LEAGUE理事会の後、メディアブリーフィングが行われ、熊本地震への支援、インジュリーレポート、ドラフト制度について島田慎二コミッショナーから説明がありました。
まずは7月に起きた令和8年熊本地震に対する義援金として、500万円を熊本県に寄付することが報告されました。
B.LEAGUEとしては今後も、熊本ヴォルターズが行う復興活動への後方支援、9月1日(火)に開催する「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 SEASON TIPOFF CEREMONY」で販売するグッズの売上の一部の寄付、公式サイト、SNS、試合会場などでの募金の呼び掛けを予定しており、島田コミッショナーは「少しでもご支援に繋がるアクションをしていきたい」と語りました。
続いて、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンのインジュリーレポートの報告がありました。SCS推進チームの発足から4シーズン、ケガについてのデータを収集し、その傾向を見極めて対策に繋げるのがインジュリーレポートの目的です。
残念ながら、これまで減少傾向にあった外傷・障害発生総数は調査開始以降最多の591件となり、調査期間に対する競技可能だった日数の割合(Player Availability)も前シーズンの90.8%から87.7%へと低下しました。特にB1では外国籍選手が91.8%から83.9%へ、日本人選手も92.2%から88.5%へと大きな落ち込みが確認されました。
開幕前および開幕後1カ月間での外傷・障害の発生頻度が高く、離脱期間が長くなる肉離れなど筋系損傷が多くなっているなど、これらの傾向は各クラブへと伝えられます。SCS推進チーム事務局の数野真吾は「この取り組み自体がケガをゼロにするわけではありませんが、リーグ全体の傾向が分かった上で各クラブに知識が蓄積されていきます。またこういったデータがあることでクラブの社長やGMといったマネジメント層まで理解が深まります」と、インジュリーレポートの意義を語りました。
続いて、B.LEAGUEとして2回目となるドラフトについて、12月17日(木)に開催する「B.LEAGUE DRAFT 2027 COMBINE」が横浜武道館で、来年1月28日(木)に開催する「B.LEAGUE DRAFT 2027」がKanadevia Hall(TOKYO DOME CITY HALL)で開催されることが発表されました。
また島田コミッショナーは、「B.LEAGUE DRAFT 2027」でドラフト報酬表の改定を議論しており、9月中旬に発表する予定だと明かしました。ドラフトで指名される即戦力候補が限られる一方で、育成目的で獲得したい選手がいる状況で、クラブが育成目的の選手を獲得しやすいように報酬制度の弾力的な運用を検討しています。
島田慎二コミッショナーは即戦力となり得る選手の価値を維持しながら、これまでの制度設計で考慮していなかった育成を促す仕組みを追加で取り入れたいと語ります。
「即戦力候補の供給不足が当面はある一方で、中長期的な視点においては今この制度を作ったからこそ、U15世代やU18世代の育成にもインパクトを与え、将来的には需給のバランスが取れていくと想定しています。あまり短期的な視点での制度設計の変更は避け、1巡目、2巡目の選手の報酬を下げていくのでは夢もないし価値も低くなってしまうので、そこはキープしながら、3巡目、4巡目では育成の観点を入れて、クラブ側、リーグ側、選手側の視点からより良い修正を図っていこうとしています」
その「B.LEAGUE DRAFT 2027」に向けた志望届は、9月1日(火)から12月15日(火)が提出期間となります。

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