7月8日B.LEAGUE理事会に関するメディアブリーフィング
『B.革新』における各レギュレーションの発表
7月8日、B.LEAGUE理事会後にメディアブリーフィングが行われました。
まずは実行委員の変更について、琉球ゴールデンキングスで仲間陸人氏が沖縄バスケットボール株式会社の代表取締役社長として実行委員に就任したことが発表されました。
また、2026-27シーズンからの『B.革新』における各レギュレーションの発表がありました。まずは選手登録最終日の見直しで、現行ではレギュラーシーズン3/4終了時点が選手登録の最終日で、それ以降はロスターの入れ替えができません。これがB.PREMIERではレギュラーシーズン最終節までに変更されます。
B.PREMIERは世界レベルの高い競技水準を持つリーグを目指しており、サラリーキャップがある以上はNBLやCBAなどシーズン終了が早い海外リーグから有力選手が加入しても勢力図に決定的な変化を与えるわけではないと判断しました。
島田慎二チェアマンは「良い感じで来たのにシーズンの最後にケガ人が出てしまい、シーズンをあきらめてしまうような状況を何とか回避するという観点に立って、各クラブとも議論した上で、本日の理事会で正式に承認されました」と、このレギュレーション変更を説明しました。
一方でB.ONEとB.NEXTについては戦力が大きく変わってしまう、チームの連続性を壊してしまう懸念があることから、現行のレギュレーションが継続となります。
また、2026-27シーズンのサラリーキャップにおける為替レートが「1ドル=149.65円」に決定したことが発表されました。これは2024年7月1日から2025年6月30日の終値の平均値。外国籍選手の年俸はこのレートでサラリーキャップに組み込まれ、各クラブはこのレートを考慮しながら2026-27シーズンに向けたチーム編成を行うことになります。
B.ONEとB.NEXTのライセンス判定結果の発表は10月21日
2024-25シーズン(2024年度)のクラブ決算概要、『B.革新』のライセンス判定についての発表スケジュールが決まりました。
2024-25シーズン(2024年度)のクラブ決算概要は、10月14日に発表され、同日の理事会後にはメディアブリーフィングも開催されます。
10月21日には、ライセンス判定理事会の結果が発表されます。ここでは2027-28シーズンのB.PREMIERライセンス継続資格認定、2026-27シーズンのB.ONEライセンスとB.NEXTライセンスの審査、入会審査の結果が発表されます。ここで継続審議となったクラブがいる場合には、10月30日にライセンス判定臨時理事会が開催され、その結果が発表されます。