B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25開催|「WAY TO GO!」で彩られた栄光と感謝の一夜~今季を彩った名場面と名選手たちが集結~

B.LEAGUEは5月30日、東京都渋谷区のヒカリエホールで「B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25」を開催した。りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンを象徴する選手やクラブ関係者が一堂に会し、華やかなセレモニーが繰り広げられた。
今回のテーマは「WAY TO GO!(よくやった!などの賞賛の言葉)」。MCは三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんとアナウンサーの須黒清華さんが担当。イベントは2部構成で進行し、フェンシング日本代表の江村美咲さん、元プロ野球選手の杉谷拳士さん、元ラグビー日本代表の田中史朗さん、パリ五輪柔道金メダリストの角田夏実さん、そして富士通レッドウェーブの町田瑠唯選手らがプレゼンターとして登場。クラブ表彰や個人表彰、功労者表彰など、多彩な授賞セレモニーでファンを魅了した。

3年ぶり3度目の優勝に輝いた宇都宮ブレックスのD.J・ニュービル選手は、2年連続でレギュラーシーズンMVPを受賞。「この旅を素晴らしいものにしてくれた仲間、スタッフ、ファン、そして故KBコーチ(ケビン・ブラスウェルHC)に心から感謝します。僕たちはやったよ、KB」と、亡き恩師への思いを語った。

そして新人賞に輝いた琉球ゴールデンキングスの脇真大選手は、「信じて使ってくれたコーチや仲間に感謝しています。セレモニーは緊張しましたが、驚きと喜びに満ちた瞬間でした」と、受賞の喜びを語っている。

リーダーズ表彰では、アシスト王に輝いた佐々木隆成選手(三遠)は、「アシストは仲間が決めてくれたからこそ。感謝の気持ちを忘れず、これからも努力を続けます」と謙虚な姿勢を見せたほか、ベスト3P成功率賞を受賞した比江島慎選手(宇都宮)は、「昨季よりもシュート精度が上がり、成長を実感できたシーズンでした」とコメント。

ベストFT成功率賞を初受賞した川崎の篠山竜青選手は「この年齢で個人賞をいただけて本当にうれしい。支えてくれた家族や仲間に感謝し、またこの舞台に戻れるよう努力します」と決意を語った。
「WAY TO GO!」というテーマのもと、称えられたのは単なる結果ではなく、その背後にある過程と支え合いの精神。多くのファンや関係者にとって、心に残る一夜となった。
受賞者喜びの声
B1年間優勝
宇都宮ブレックス(3年ぶり3回目)

ジーコ・コロネルHC代行
「僕たちは本当に、KB(故ケビン・ブラスウェルHC)の想いと彼が描いていたチームの未来像を実現するために強い覚悟を持っていました。彼がこの世を去った年に、そのビジョンを形にすることができて、彼自身はもちろん、ご家族にも敬意を表すことができたことは、僕たちにとって何よりも大きな意味がありました。」

#0田臥勇太キャプテン
「ケビンのために全員で優勝しようと臨み、ジーコがその想いも背負ってチームを引っ張ってくれました。皆でこの舞台に立てたことを、本当にうれしく思います。」
レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)

#25D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス/2年連続2回目)
「まず神に感謝し、仲間たちに対して、この旅を素晴らしいものにしてくれてありがとうと伝えたいです。再びこの賞を受け取れたことに心から感謝します。もちろんファン、スタッフ、家族にも感謝しています。そして、特にKB。あなたの言葉が今季の原動力になっていました。失った悲しみの中でも、あなたの教えを胸に僕たちは進み、謙虚さと努力を忘れず戦い抜きました。“僕たちはやったよ、KB”、あなたこそ真のMVPです。」
レギュラーシーズン最優秀インプレッシブ選手(MIP)

#5瀬川琉久(千葉ジェッツ/初受賞)
「このような賞をいただけて驚いていますし、とてもうれしいです。自分の力ではなく、支えてくれた皆さんのおかげです。ケガ人が多かった今季は多くの出場機会を得て、大きく成長できました。富樫(勇樹)選手や原(修太)選手との日々は貴重で、自分の選択が正しかったと感じています。自分はまだまだ成長して、必ずもっと大きな選手になりたいと思います。これからも引き続き応援をよろしくお願いします。」
新人賞

#18脇 真大(琉球ゴールデンキングス/初受賞)
「新人賞をいただけて本当にうれしく思います。信じて使ってくれたコーチや仲間に感謝しています。驚きと喜びが大きい瞬間でした。今季は天皇杯優勝もありましたが、B.LEAGUEではあと一歩届かず悔しさも残りました。来季は安定したメンタルで臨み、最後は笑顔で終われるよう努力します。」
功労者表彰
#4ジェフ・ギブス(越谷アルファーズ/初受賞)※ビデオメッセージ
「これまで支えてくれたすべてのコーチに感謝を伝えると共に、特に日本に導いてくれたドン・ベック(トヨタ自動車アルバルク/現A東京時代のHC)に心からありがとうと伝えたいです。仲間たちとは、コートで血と汗と涙を、そしてコート外では笑顔を分かち合いました。15年間、皆さんの前でプレーできたことは僕の誇りです。ファンの皆さん、本当にありがとうございました。すでに99.999%引退していましたが、ここでお別れです(笑) 。」

柏木 真介(シーホース三河/初受賞)
「心から感謝しています。特に学生時代からの特別な存在である(五十嵐)圭さんが来てくれたことが本当にうれしく、感無量でした。本来であれば、圭さんとそこにいる田臥(勇太)さんは一歳上で、僕よりも先に引退してほしかったんですが、なかなか引退しないので、僕が先に引退することを決めました(笑) 21年間のキャリアを支えてくれた家族、両親、ファンの皆さんに深く感謝します。自分が唯一誇れるのは、バスケットに真摯に向き合い、逃げずに努力を続けてきたこと。これからは別の形で競技に関わっていきます。」

岡田 優介(香川ファイブアローズ/初受賞)
「柏木さんやジェフらと功労賞をいただけたこと、心から光栄に思います。今季の香川でのキャリアの延長戦も、支えてくれたファンのおかげで最後まで戦えました。B.LEAGUEが生まれる以前、空席の目立つ会場でバスケの未来を案じていた頃を思うと、今の環境は感慨深いです。今後もバスケ界に恩返しをしていきますので、引き続き注目してもらえたら嬉しいです。家族にも心から感謝します。」
アシスト王

#24佐々木 隆成(三遠ネオフェニックス/初受賞)
「このような素晴らしい賞をいただき光栄です。アシストは仲間が決めてくれたからこそ生まれるものなので、チームメイトに感謝しています。これに満足せず、今後も努力を続けますので、応援よろしくお願いします。」
ベスト3P成功率賞

#6比江島 慎(宇都宮ブレックス/2年連続2回目)
「このような素晴らしい賞を再びいただき、本当に光栄です。昨シーズンよりシュート数や成功率も上がり、自身の成長を実感できた一年でした。来シーズンもこの賞を目指して頑張ります」
ベストFT成功率賞

#7篠山 竜青(川崎ブレイブサンダース/初受賞)
「この年で初めてB.LEAGUEの個人賞を受賞できたことを本当にうれしく思います。支えてくれた家族やチームメイト、コーチ陣に感謝しています。現役選手としてさらに成長し、またこの舞台に戻ってこられるよう努力を続けます。今後ともよろしくお願いします。」
[B2]レギュラーシーズン最優秀選手賞 (MVP)

#21ブランドン・アシュリー(アルティーリ千葉/2年連続2回目)
「ここにいられること、この賞をいただけたことは本当に光栄で幸せに思います。アルティーリ千葉のファンの皆さんに心から感謝します。ただ、うちのチームで誰か一人をMVPとして挙げるのは難しいことです。選手はもちろん、スタッフ、ファン、すべての人が成功に貢献してくれました。だからこそ、この賞はチーム全員を代表して受け取らせていただきます。本当にたくさんの応援をありがとうございました」
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表彰一覧
クラブ表彰
- B1年間優勝
宇都宮ブレックス(3年ぶり3回目) - B2年間優勝
アルティーリ千葉
富山グラウジーズ(どちらも初優勝)
リーダーズ表彰
<B1>
- 得点王
#12ブロック・モータム(滋賀レイクス/初受賞) - アシスト王
#24佐々木 隆成(三遠ネオフェニックス/初受賞) - リバウンド王
#40トーマス・ウェルシュ(レバンガ北海道/初受賞) - スティール王
#11アーロン・ヘンリー(ファイティングイーグルス名古屋/初受賞) - ブロック王
#3サッシャ・キリヤ・ジョーンズ(川崎ブレイブサンダース/初受賞) - ベスト3P成功率賞
#6比江島 慎(宇都宮ブレックス/2年連続2回目) - ベストFT成功率賞
#7篠山 竜青(川崎ブレイブサンダース/初受賞)
<B2>
- 得点王
#16チョンディー・ブラウン ジュニア(神戸ストークス/初受賞) - アシスト王
#12池田 祐一(青森ワッツ/2年連続2回目) - リバウンド王
#11ナイジェル・スパイクス(愛媛オレンジバイキングス/初受賞) - スティール王
#39ホール 百音 アレックス(青森ワッツ/初受賞) - ブロック王
#3マット・ハームス(鹿児島レブナイズ/初受賞) - ベスト3P成功率賞
#24大塚 裕土(アルティーリ千葉/2年連続2回目) - ベストFT成功率賞
#1トーマス・ケネディ(富山グラウジーズ/初受賞)
個人表彰
- レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)
#25D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス/2年連続2回目) - レギュラーシーズンベストファイブ
#6比江島 慎(宇都宮ブレックス/2年連続4回目)
#25D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス/2年連続2回目)
#2デイビッド・ヌワバ(三遠ネオフェニックス/初受賞)
#24佐々木 隆成(三遠ネオフェニックス/初受賞)
#4ヴィック・ロー(琉球ゴールデンキングス/初受賞) - ベスト6thマン
#5大浦 颯太(三遠ネオフェニックス/初受賞) - 新人賞
#18脇 真大(琉球ゴールデンキングス/初受賞) - ベストディフェンダー賞
#31原 修太(千葉ジェッツ/2年ぶり2回目) - ベストタフショット賞 presented by G-SHOCK
#2齋藤 拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ/初受賞) - 最優秀ヘッドコーチ賞
ケビン・ブラスウェル/ジーコ・コロネル(宇都宮ブレックス/初受賞) - 最優秀審判賞
加藤 誉樹(9年連続9回目) - アジア特別賞
#1レイ・パークスジュニア(大阪エヴェッサ/初受賞)
※「レギュラーシーズンベストファイブ」ノミネート選手は下記の通り。#2富樫 勇樹(千葉ジェッツ)、#22ライアン・ロシター(アルバルク東京)、#1ヤンテ・メイテン(三遠ネオフェニックス)、#12ブロック・モータム(滋賀レイクス )、#3安藤 誓哉(島根スサノオマジック)
<B2>
- レギュラーシーズン最優秀選手賞 (MVP)
#21ブランドン・アシュリー(アルティーリ千葉/2年連続2回目)
功労者表彰
- ジェフ・ギブス(越谷アルファーズ/初受賞)
- 柏木 真介(シーホース三河/初受賞)
- 岡田 優介(香川ファイブアローズ/初受賞)
特別表彰
- ココロ、たぎる。賞
レバンガ北海道(初受賞)
神戸ストークス(初受賞) - レギュラーシーズン最優秀インプレッシブ選手(MIP)
#5瀬川琉久(千葉ジェッツ/初受賞) - マスコットオブザイヤー
ロウル(川崎ブレイブサンダース/2年ぶり3回目) - ベストパフォーマンス賞
群馬クレインサンダーズ(初受賞) - フェアプレー賞 presented by 日本生命
B1/宇都宮ブレックス(2年ぶり2回目)
B2/山形ワイヴァンズ(初受賞) - 特別表彰
滋賀レイクス(初受賞)
発表項目
- 「バスケットLIVE」On Fire大賞
宇都宮ブレックス(2年連続2回目)
#6比江島 慎(宇都宮ブレックス/2年連続2回目)
熊本ヴォルターズ(5年連続5回目)
#5磯野 寛晃(熊本ヴォルターズ/2年ぶり3回目) - ソーシャルメディア最優秀クラブ
千葉ジェッツ(3年連続5回目) - 入場者数No.1クラブ
千葉ジェッツ(5年ぶり5回目) - バスケインフラリーグ総合優勝クラブ 2024-25
群馬クレインサンダーズ(初受賞)